No.263:小気味良いピッチング
常葉菊川に桑原 樹という名前がいるという奇跡
(北頼高校の6番打者の名前も桑原 樹)
主要なキャラクター以外は適当に思い付きで名前つけてます(笑)
『4番、ピッチャー、青馬くん。』
《さあ2回の先頭打者は打撃にも定評があります。エースで4番の大黒柱、青馬大輔。》
小宮(気の抜けない打者…。投手としても非常に癖のない、レベルの高い能力だけど、打者としても広いミートスポットに、状況に応じてチームバッティングができる柔軟さ。そして甘い球はスタンドまで持ってく力のある幅広い打撃ができる打者。)
西口(正直言ってセンスだけなら南阪のやつらにも劣らないんじゃないかこいつは…。)
ビュゴゥゥツッッ!!!!
青馬『なかなか攻めるね。このピッチャー。』
カキィィィーーーツッーーツンツ
西口(初球のインコーナーのストレートを!?)
《打球は一塁線を痛烈に襲った!!!》
パシィィッッッ!!!
《抜けない!!ファーストの大場がダイビングキャッチ!!そのままベースを踏んでアウト!!》
青馬『むっ…。やるな。大場よ。』
風岡『さすがだな。大場翔真。』
《さあ先頭の強打者、青馬を打ち取りました。マウンド上1年生、小宮哲都。》
『5番、ファースト、安西くん。』
カキィィィーーーッッーーッンッ!!
《これはセンターへの大きな打球!!!センター慶野はあらかじめ深めのポジショニング!!!》
パシッ!!
《角度は十分でしたがノビがありませんでした。センターフライでツーアウト。》
『6番、レフト、桑原くん。』
カキィィィーーーッッーーッンッ!!
西口(また真芯!?こいつら哲都のボールを意図も簡単に…)
パシィィッ!!
《あーっと!これもいい当たりでしたがピッチャー小宮、よく反応しました。ピッチャーライナーでスリーアウトチェンジ。》
小宮『くぅー。全員初球から全部打ちにいってくる。しかも全部芯だし…。』
西口『こりゃなかなかすげぇ打線だぞ。』
カキィーーン!
《4番鬼頭も初球から打ちにいきますがこれはセカンドへのボテボテのゴロ。ワンナウトです。》
鬼頭『くっそ。打てると思ったら…ツーシームか…。』
カキィーーン!
西口『カットボール!?』
『これも芯を外した!ピッチャーゴロでツーアウトランナー無し。』
『6番、ショート、島谷倫暁くん。』
ビュゴゥゥゥッッッ!!!!
島谷倫『ど真ん中!』
カキィィーン!
《真ん中のストレートを打ちましたがこれは力負けしたか!?セカンドゴロでスリーアウトチェンジ。青馬大輔、初回は5球、この2回は3球で抑えました。2イニングでわずか8球しか投げていません。テンポよく味方のリズムを作ります。》
風岡『ナイピッチ。あの6番は本来力の無い打者だ。ストレート中心でいくのはオッケーだ。』
青馬『おうよ。キャプテン。』