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261/382

No.261:つまらんピッチャーだ。

小宮(博行先輩が教えてくれた…。風岡蓮太郎…。打たれて当然。それくらい気を楽にしたほうがいい。)




青馬(打てよー。高校通算打率7割。)







ビュゥッッッッッ!!!!






ズバァーーーッッーーッッンッッ!!





《初球は外に外れた!ボール!》





鬼頭(キャプテンは大舞台になればなるほど打率がはねあがる。甲子園準決勝…。元チームメートとして見ても…キャプテンが打ち取られる姿は想像できねぇな…。)





ビュゥッッッッッ!!!!





カァァクゥッッッッ!!!







西口(四段ドロップ!!これならどーだ!?)




風岡『どうやら、このピッチャーもなまりか。』




西口(んな!?)


小宮(スイングの軌道が…!?)





カッキィィィーーーーッッッーーーッンッ!!!




風岡『つまらんピッチャーだ。』





西口『!?』






《打ったぁ!!大きい!!打球はライトへ伸びる!!!》





ガッシャン!!!!





《フェンスダイレクト!!!当たりは十分でしたが浜風に押されたか!?しかしこれは長打になる!!》



鬼頭『早くしろ!!キャプテンは俊足だ!!!』



副島『言われなくても!!』




ビュゥッ!




《バッターランナー風岡は二塁も回る!!速いぞ速いぞ!!!!セカンドの鬼頭が中継!!》




鬼頭『いかせるかよ!!!』




ビュワァァッッッッッーーッッーーッッ!!!!




《これは素晴らしい三塁への送球!!!》





ズザザザザッ!!!






風岡『くっ…。さすがとも言うべきか。』






『アウトッ!!!』




鬼頭『へっ!いっちょ上がりぃ!』





島谷倫『ナイスっ!ナイスっ!』




《初回北頼高校は三人で終了!!!3番の風岡がライトオーバーで一気に三塁を狙うも中継鬼頭の素晴らしい送球でチェンジです。》



風岡『これだから今時の投手は歯応えがない。』


小宮(俺の四段ドロップを初見で打たれるなんてね…。)


風岡『どいつもこいつも…。打たれて当然と思って俺に投げてくる。絶対に抑える。って気持ちがまるで見られない。』




青馬『どんま~い。』



風岡『さっさと引きずりおろすぞ。あのピッチャー。あいつもつまらん。が、しかし次は守りだ。初回の立ち上がりはどのピッチャーでも難しいものだ。しっかりいつも通り投げろよ。』


青馬『あいよ。任せなさい。』




風岡(鬼頭…。俺が闘いたいのは…お前だ。)




鬼頭『ケッ。闘争心剥き出しだな。キャプテン。』







『1回の裏、邦南高校の攻撃は、1番、ピッチャー、小宮くん。』




青馬『さぁーて。邦南もいっちょ料理といきますか。』






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