表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
260/382

No.260:威圧感

都立日野高校には甲子園でてほしかった(>_<)

都立の星

『1回の表、北頼高校の攻撃は、1番、サード、氏神うじがみくん。』



西口(俊足好打の1番氏神。)


小宮(恐れることはない。いままで色んなバッターと対戦してきた。水仙、鳴島兄弟…この辺のほうがよっぽど嫌なバッターだった…。)






風岡『この1年坊。まだ今年の夏は無失点なんだっけな。』



青馬『いいねぇ。打ち甲斐がある。』






ズバァーーーッッーッンッ!!!





『ストライク!!』




《さあカウントは2ボール2ストライク!!》




氏神(序盤は待球。勝負というのは長いスパンで見なければいけない。1番打者ってのはただ切り込めば良いって訳ちゃうねん。)




ビュゴゥゥゥッッッッーーーッッーーーッッーン!!!!





氏神(サイドから…。)



ブワァァァッッッ!!!




カァクゥゥゥッッッ!!!





氏神(浮き上がったと思ったら…これが小宮のライジングスライダー…。カットで凌ぐか…。)



ブンっ!!





《空振り三振!!小宮の浮き上がるスライダーの前に中途半端なスイングになってしまった!!》




西口(なるほどね。序盤はカットとかしてスタミナ削ったり、球筋見極めよってか。よく考えてるね。でもそれじゃあ…)



“見極める前にピッチャー代わっちゃうよ?”




小宮(よし。)



鬼頭(今日は哲都、翔真、俺の三人で3イニングずつ…。相手がその気ならこっち有利だな。3イニング限定とわかれば最初から全力で飛ばせるしな。)







ズバァーーーッッーッンッ!!!





『ストライーック!!!』






《2番伊藤も見逃し三振!!小宮、上々のスタート!!!》






『3番、センター、風岡かざおかくん。』





《ここで今日初打席、3番の球帝、南阪のキャプテン、風岡が打席に入ります!!!》





風岡『本気でかかってこい。小宮。』



小宮『最初からそのつもりですよ。』









余語『北頼って…なんつーか…統率力がスゲーよな…。』



桜沢『まあキャプテンがいるから当然だわな。』



北峰『打撃、走塁、守備、投手力…。そして最高のキャプテン…。総合力じゃ今大会ナンバーワンだろ…。北頼って…。』






栄『風岡の今大会の打撃成績やば(笑)』



赤嶋『こりゃぁ…すげぇな…。』



風岡 蓮太郎(3年:南阪中:主将)

背番号8:左投げ左打ち

今大会成績:

17打数14安打・打率.824・本塁打3・打点12・盗塁6




風岡『さぁ。攻めようか。』



ゾクゥゥッッ…





西口(ぇ…今のなに…?)



小宮『寒気っ?殺気…?』





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ