表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
227/382

No.227:水仙智也×2<鳴島剣刃+鳴島破刃

《さあマウンド上のエース大場、1番の双子の弟、鳴島破刃に第一球…投げる!!》



ビュゴゥゥッッッ!!!!



スットォォォーーッッーッーン!!



カキィィーーッーッン!!





西口『初球からこのフォークを!?』


大場『なに!?』







《さあ先頭の鳴島破刃、いきなり大場のウイニングショットのフォークを綺麗にレフトに流してクリーンヒット!!ノーアウトランナー一塁です!!》



大場『俺の下村フォークを初見で…』



鬼頭(中学に入る前にコイツらクソ餓鬼とはおさらばしたが…小学校の時…こいつらクソ餓鬼は打順こそ8番9番だったが…そのプレイスタイルは水仙よりも上と言われてきた…。守備でもあの名手、水仙智也をサードに追いやってまで二遊間で使われてきた…あの実力…。実質このチームには…)



(((水仙の強化版が2人いる…。それも1番と2番、ショートとセカンドに…。双子だけあって意志疎通もバッチリ…。)))



『2番、ショート、鳴島なるしま 剣刃けんとくん。』




大場(改めてスゲーな…。南阪っつーのは…。だが俺は一度こいつらを抑えている…。できないはずがない!)




ビュゴゥゥッッッ!!!!




《一塁ランナー鳴島破刃スタートを切った!!》





西口(水仙と同じパターンか!!やらせるか!)



《キャッチャー西口も素早いスロー!》





ズザザァァーッ!





『セーフ!』




《しかし悠々セーフ!!鳴島破刃の二盗成功でノーアウト二塁!!》





西口(焦るな…慌てるな…俺はキャッチャーだ…。)


大場(こいつ…まさか水仙みたいに初回からいきなり三盗も狙ってるんじゃ…。)




ビュゴゥゥッッッ!!!!



《ランナースタートを切った!!》




大場(やっぱり!)




鳴島剣『智くん(水仙の呼び名)と同じ手段を使うわけねーだろ。』



コン…





《セーフティエンドラン!!サードは二塁ランナーのスタートに釣られてバント処理に来るのが遅い!これは投げられない!2番の鳴島剣刃の素晴らしいセーフティバントでノーアウトランナー一塁三塁!!これがこのS・9、悪童コンビと呼ばれた二人の連携!》





『3番、レフト、奥田おくだくん。』




《さあそして3番は日系のキューバ出身、奥田セペス!さあこのチャンスで先制なるか!!》





鬼頭(クソ…ランナーは俊足の二人…。そんで4番は天…。なんつーチームだ…。)




天『この試合で終焉だ。クソ兄貴。』








《フォアボール!!初回大場、ピリッとしません!3番の奥田セペスを歩かせてノーアウトフルベース!!さあそして続く4番にはS・9の鬼頭博行の実の弟、一年生の鬼頭きとう そらが打席に入ります!》




『4番、ピッチャー、鬼頭くん。』





鬼頭(天の野球センスは桁違い…俺の野球センスなど天の足元にも及ばない…。気を付けろ…翔真…。)





鳴島剣『クックックッ…。』


鳴島破『ケッケッケッ…。』



鬼頭『この一打で沈め。終わらせてやるよ。テメーらの夏をな。』













評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ