No.213:対話
話のネタが作りにくい…(泣)
この試合が1番作るの疲れる(・・;)
カキーン!
《1番の小宮も打たされた!セカンドゴロでスリーアウトチェンジ!3回の攻防も両チーム無得点です!!》
野中『静かなスタートだな…。』
川越『表はな…。』
野中『表?』
川越『パッと見そう見える。だが裏では物凄い精神戦を繰り広げているように思えるな。』
野中『…。』
『4回の表、美鶴学舎高校の攻撃は、1番、ライト、亀丸くん。』
多賀谷『やっちゃうか?アレ。』
亀丸『攻撃準備、完了。』
ビュゥゥッッ!
亀丸『うらぁ!』
カキィィーーッーッン!
《打ったぁーっ!打球はこれも大きい!!左中間へ流した痛烈な打球!!》
慶野『…。無理か…!』
『オーライ!オーライ!』
慶野『!?』
パシィィィッ!
《レフトの藤武のダイビングキャッチ!!素晴らしい守備範囲!まず先頭の亀丸をレフト藤武のファインプレーで撃ち取りました!》
多賀谷『案外動けるな。あのレフト。』
亀丸『仕留め損ねたか…。』
ビュゥゥッッ!
カキィィーーッーッン!
西口(なに!?)
小宮『この二人…、手強い!』
《これはライト前か!?》
パシィィィッ!
《今度はセカンドの鬼頭がとった!》
鬼頭(打撃で不甲斐なかった分だ!)
『アウト!』
《今度はセカンドの鬼頭の一二塁間へのファインプレー!バックが投手を守り立てます!》
西口(赤嶋はともかく…この二人…初球からためらいなく…。)
赤嶋『考えてやっていれば必然さ。』
西口『!』
赤嶋『考えたふりは要らない。彼らは考えるということをよく知っている。』
西口『なんだあんた?』
赤嶋『俺が何者か?それは君には理解できない。なぜなら君は賢くないからだ。』
西口『仮にも邦南だぜ?』
赤嶋『俺には全てお見通しさ。君がなぜ邦南で野球をやっているのかもね。』
西口『何が言いたい?透かし野郎。』
赤嶋『なんだその呼び名は。』
西口『で、何が言いたい?』
赤嶋『君は本当に、邦南高校の生徒なのかな?』
西口『どーゆー…ことだ?』
赤嶋『単刀直入に聞いてやろう。』
『君はどーやって、邦南高校に入学したのかな?』
西口『、、、、。』