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No.204:リベンジ失敗=敗戦

《さあマウンドには3回途中でノックアウトされているエース大場が上がりました!しかし場面は一点リードの9回裏ノーアウトフルベースという場面!一回戦の晟西高校戦でノーヒットノーランを達成しているIQ王子こと大場翔真はこの大ピンチを凌ぎきることができるか!!》



大場『リベンジのチャンス…。リベンジ失敗=敗戦。リベンジ成功=勝利…。こんな分かりやすいチャンスはないぜ…。』





『7番、センター、大林おおばやしくん。』




西口(本来の力を発揮すれば圧倒できる…。だが…)




『『『大林!!大林!!大林!!大林!!』』』



西口(これが聖地の雰囲気…!陽灘学園の大応援団…。打者だけに集中できないのも事実…。)



ビュゴゴウッッッッッ!!!!




カキィーーーッン!!!




『『『ウワァァァァァァァァァァ!!!!!』』』






《ファール!打球は大きく右に切れていきます。》



大場(たかがファールで盛り上がりすぎなんだよ…。)



ビュゴゴウッッッ!!!!




スッットォォーーッン!





《二球目は空振り!ツーストライク!!》




西口(さすがにバッターも打ち気に逸っている…。ストレートを混ぜて最後は下村フォークで三振にとれる。)








ビュゴゴウッッッッッ!!!!





スッットォォーーッン!




大林(!!ちくしょー!フォークか!!!バットが…)






ブン!!





大林(…。あとは…頼んだぜ…。)





《空振りの三振!!!最後は伝家の宝刀フォークボール!!さらに左打者の大林に対して逃げるようにスライダー方向に変化を入れてきました!》




高田『さすがだな。このピンチの場面での投球は。』

谷口『序盤のノックアウトも本人は覚えてないんじゃないですかね…。息つく間も無くあっという間に8点取られましたから…。そーゆー意味では切り替えられているんじゃないでしょうか…。』


高田『まだまだ粗いが大会を通してさらに成長すれば啓稜にもいい試合が出来るんじゃないか?まあ勝てるとは言わんが。』



谷口『今大会はS・9の激突と言われていますが♪実際は啓稜学院と北頼の二強と言われていますからね…。』



高田『その二校に対抗できるとすれば…大場がもう一段、二段と成長した場合の邦南だろうな。現状では厳しいが…可能性は十二分にある。』






『8番、セカンド、井上いのうえくんに代わりまして、代打、徳田とくだくん。』



西口(打順は苦じゃない!あとは翔真先輩の良さを引き出すんだ!!)

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