表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/382

No.13:三日前の出来事

誠(兄貴はもう全力投球できる状態じゃない…。)





それは三日前のことだ。

名林の猛練習が終わったあと、健太と誠は帰り道にあるゲームセンターに寄り道した。

カラオケ屋の地下に建てられた古くからヤンキーがたむろしている世間では評判のよくないゲームセンターだ。


そんなところでも二人は構わずスロットで遊んでいた。

そして健太がトイレに行くといって誠1人になった。

すると一人になった誠にヤンキー5人が絡んできた。


↓↓回想シーン↓↓


『おい。こんなガキがこんなところで何やってんだ?』

『俺たちと一緒に遊ぼうぜ。』


誠『なに?あんたらと遊ぶなんて嫌だし。』

『まあそんなこと言うなって。ちょっと金がほしいと思っててね。』

『金さえくれれば他のところに行くけどさ。とりあえず金よこせ。』


誠『なめてんじゃねえぞ。お前らみたいな暇人にくれてやる金なんざこれっぽっちも持ってねぇんだよ。バーカ。』


『ほぉー。言ってくれるねぇ。それはつまりぶっとばされても良いってことだよな?』

(ガッ!!)

ヤンキーの一人が誠の胸ぐらをつかんだ。

『今なら許してやる。最後の警告だ。金よこせ。』

誠『寝言は寝て言えや。てめーらシバかれてぇんか?』


『交渉決裂だね。じゃあ俺らの餌食になってもらうか。』

(ボコッ!!)

ヤンキーが誠の腹にパンチを一発入れた。

誠『やめろ!!』


(ボコッ!バン!ドコッ!!)

ヤンキーが四人がかりで誠に襲いかかった。

誠『ぐっ…。』


『金。渡す気になったか?おい。ザコ。』

誠『渡すもんか…。俺はそこらの腰抜けとは違う…。』


『ほぉー。しゃべれなくなっても知らねぇぞ?』

(カツッ。カツッ。)

ヤンキーの恐らくリーダーであろう、一番ガタイのいい奴が金属バットを持ってきた。

誠『それは…!?』


『自業自得だ。さっさとよこせばよかったものを。バーカ。』


ヤンキーのリーダーが誠に金属バットを向けた。


『あばよ。』




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ