表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/180

信頼の向う側にある熱情

友よ

その掌で握りしめた

鈍色のナイフを

己れに突き立てようとするな


灰色の空は

怒りの蛇がとぐろを巻き

真っ赤な両眼は暗い空洞

不断の絶望をいかづちと化す


友よ

あの西の湖に照り返す

茜色の夕陽を

覚えているか


緑なす森に

抱かれた闇の声がする

深い静寂の中囁かれ

虚無を辿るための裸眼を光らす



友よ

そのお前が顔を伏せ

真摯な眼を瞑り莫逆の

友の信頼を裏切った私に

捲土重来の機会を与えてくれた


黄金きん色の魂を呼び戻す熱い熱情は

翼を得て果てしなき全世界を駆け巡った

真の友を得た歓びを噛み締め

真の友を得た歓びに打ち震えながら飛翔し続けた


けっこう青春っぽいので、どちらに入れるか迷ってたら、こっちがぜんぜん見てもらえてないみたいだったので。判官贔屓とか、いいましたっけ?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ