これで50回目のラジオ
「50回目おめでとうございますにゃん」
「ゲストのミケらんさんでした、ありがとうございました」
「ヒナさん、はやすぎるにゃん」
「ゲストの登場が早いんですから、退場もはやくてもいいのでは?」
「こら意地悪するな」
「意地悪じゃありませんよ、真面目にやっています」
「なおタチ悪いにゃん」
「折角の50回目なのに、なんでミケらんがいるんですか?」
「50回目だからこそだと思うにゃん」
「50回目の記念なのに、なんでミケらんがいるんですか?」
「言い方かえただけにゃん、そんな不満ですかにゃん」
「まぁ」
「まぁっていったにゃん、肯定されるとそれはそれで悲しいにゃん」
「面倒ですね」
「はいはい、それでどうする50回目だけど何も決まっていないのよね」
「スタッフはいるけど、そこらへんは変らないんですね」
「まぁ機材の準備とかはしてくれたんだからいいんじゃない」
「何時もどおり、テーマを決めていこう」
「ミケらん何かあるの?」
「ゲストにテーマを求めるのもどうかと思うにゃん」
「50回目のゲストなんですから、すてきなテーマもってきてくれると信じていますよ」
「ヒナさん、ハードル地味に上げに来たにゃん、さっき不満だって言っていたにゃん」
「そんなぁ私はまぁって言っただけで、勝手に勘違いしたんじゃないですか」
「タチわるいにゃん」
「まぁいいから決めたら、時間もなくなるわよ」
「そうにゃんねぇ、あっタイムカプセルとかどうにゃん」
「なんで、タイムカプセルなのよ」
「ほら、50回目だから記念に埋めて、また100回とかの記念の回にほりおこすとかどうにゃん」
「ミケらん、素晴らしいな」
「ナナのへんなやる気スイッチ押さないでよ」
「何しにきたんですか、ミケらんさん」
「対応が極端にゃん」
「時間も無いし、とりあえずトークテーマはタイムカプセルでいきましょうか」
「じゃあ言いだしっぺのミケらん、何かタイムカプセルのエピソードないの?」
「未来への手紙を埋めたにゃん、10年後の私へというタイトルで書いたにゃん」
「どんな事書いたんですか」
「可愛いお嫁さんになってますかとかそういったものにゃん」
「なんというあざとさ」
「結構皆お嫁さんとか書いていたにゃんよ、子供のころの話にゃん」
「子供のころだと男子は、スポーツ選手とか書いていた子も多かったわね」
「女子はアイドルとか、お嫁さんとか可愛い系が多いのかもな」
「今のご時勢だと公務員とか大学生とかですかね」
「夢がないわねぇ」
「まぁ叶えるために、勉強しないといけないという現実から目を背けてますよね」
「それはそれで世知辛いにゃん」
「ヒナは、タイムカプセルで何かある?」
「タイムカプセルって結構地雷じみていますよね」
「まぁそういう言い方もできなくはないわよね、書いたのが後で恥ずかしくなるみたいな」
「十年後の自分に当てた手紙なんて、ロマンというより黒歴史ですよ」
「そこまで酷く無いにゃん」
「当時好きだった子に書いたラブレターとかだったらとか考えたくないですね」
「埋める子とかいそうね」
「当人がすっかり忘れていたころにでてきて、恥ずかしさに悶えそうですね」
「当時の思い出を懐かしむのがタイムカプセルだしな」
「でもそういった黒歴史は掘り起こしたくないにゃん」
「アミさんは、何かエピソードあります?」
「タイムカプセルって手紙とか腐敗する場合もあるみたいよ」
「思い出が腐っていきますね」
「なんでそういう話ばかりなんだか、さてそろそろ時間か」
「今回はナナ最後良い感じでまとめて」
「タイムカプセルが掘り起こしに立ち会えなくても安心しろ記憶を掘り起こせばそれがタイムカプセルだ」
「あぁ大人になったら時間がない人や、就職で遠くにいきますものね」
「昔の子供だったころの気持ちをたまには、思い出すのもいいのかもしれないな」
「遊びたいとか楽したいとか?」
「アミさん、それは子供としては良くても大人がいったら駄目な大人ですからね」
「さて、ゲストのミケらんは何かあるか?」
「あっスタッフに最後に読むように言われたのがあるにゃん」
「何それ?」
「お祝いの言葉とかですかね」
「えっととですねぇ、ドッキリ大成功?ってなんですかにゃん」




