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特別な事はないけれどおもえば遠くにきたものだと言うことで10回目

「おはようございます、聖クロス学園放送局10回目ですね、ひよなみのヒナです」

「10回目も迎えた事だし、聖クロス学園に泊り込んで数日、そろそろラジオ体操でもするか?ひよなみのナナだ」

「そんな記念日はいらないわよ、ひよなみのアミよ」

「うん、挨拶しっくりきませんねコレ」

「ざっくり進めるのが私ら慣れているからね」

「しっかりしたいものだがな」

「だからってラジオ放送はないわ」

「でもあれ本気で取り組むとダイエットにいいみたいですよ」

「身も心も引き締まるぞ」

「私が太っているみたいないいかたやめてよね」

「さて10回目だけど別段特別な事ないですね」

「スタッフすらいないからね」

「改めて放送されるのを願いますよ」

「そうだなそろそろ今までの分向こうに送るか」

「まぁとりあえず今回10回目だけど何かするの」

「おめでとうと自分たちでいうのもむなしいですね」

「そんな事はない、親しき仲にも礼儀ありだそれは自分にも当てはまる」

「やりすぎるとイタイ奴だけどね」

「とりあえず10回目おめでとうございます、これからもよろしくお願いします」

「はいはい」

「こちらこそ宜しくお願いします」

「さて、挨拶もすんだし今日は何にします」

「ふむ、アミはなにかあるか?」

「そうねじゃあ給食は?」

「アミさんおなか空いているんですか」

「ダイエットはどうした?」

「していないし、なんで給食で腹ペコキャラなのよ」

「すいません、でも給食ですか」

「アレって不思議よね」

「不思議ですか?」

「好きな子だとサービスするやつが出てくる件」

「あぁ確かに本当ならしてはいけないが、たまにいたなぁ」

「好きな人の好物を多めによそったりするのが何が不思議なんですか」

「いや考えるとさアレ周りにアピールしているのよね」

「女子同士の駆け引きですか」

「ただ、多めに入れてもらえるだけで好きになるというのは腹ペコキャラ以外いないわよね」

「まぁ周りにアピールとか深く考えていないと思いますよ?」

「でも好きな子にアピールはしているわけよね」

「そうですね」

「それで好きになったというのは余り聞いたことないけどあれ効果あるの?」

「私に聞かれても困ります、多分それで恋に発展はしないんじゃないかと思います」

「色気より食い気に走っているものね」

「そもそも給食はきちんと分配しないと皆にいきわたらないこともあるしな」

「あぁたまにありましたね、そのとき多めに入れてもらった子とかが針のむしろみたいになります」

「そうなるのを見越してキライな奴に分配するって子いたりしてね」

「その場合その子末恐ろしいですよ」

「給食は人気メニューだと競争が激しいな」

「天使でもそうなの?」

「まぁ天使といっても子供だしな、皆争って平等に分けるということを学んでいく」

「いや、普通給食でそういうのは学びません」

「足りないものがいたら分け与える、そういう時間でもあるから」

「めんどくさっ、ヒナはどうだったなんかエピソードある?」

「そうですねぇクラスで誰が一番早く食べれるかとか牛乳飲めるかとかやってましたね」

「あぁあれ体によくないぞ」

「いや、なんか流行るんですよ」

「確かに無意味に流行るわよね」

「給食に限らず食事は落ち着いて食べたほうがいいと思うが」

「まぁまぁ学生時代にしかやらないわよ、あとはフードファイターぐらい」

「そう考えると貴重な体験ですよね」

「ありがたみを感じることもなく、ただ楽しく過ごしているだけともいえるわね」

「そろそろ、終るか今回はヒナ給食で一言頼む」

「給食で早く食べれても好きな子にアピールにはなりませんよ」

「あぁアピールだったのアレ」

「それではまた次回」

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