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流星雨(ジャンル:恋愛?)
真っ暗な夜空を彩る流星群。 綺麗だね、そう伝えたい人は今、僕の隣にはいないんだ。
会いたいと呟いても仕方ないから、心の中で君の名を唱えた。 そしたらなおさら辛くなったけど。
空は繋がってると言うから。 きっと君にもこの空は見えるのかな。 君は今、何を想っていますか? 僕のことを、なんて。 ドラマチックな展開は望んでないけど。
それでも少しだけ。 頭の片隅にでも、僕のことを考えてくれたら嬉しいかな。 空から降る星にそう願ってみた。
降り続く光。 それを見つめていたら、だんだん泣きそうになってきた。 なんでかな、我慢出来そうにないな。
まぁ、いいよね。 泣くことで君への寂しさも、少しは和らぐかもしれないし。 そうして僕は夜空を見上げ、一人泣いた。
いや、一人じゃないね。 今日は空も、綺麗な涙を流しているから。




