表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/271

第84話 子供にママを取られるとパパは拗ねる。よくある話。

以前した思考の確認をしよう。

アイリーンの時は何の『力』も手に入らなかった。

冴えない迷宮主(ダンジョンマスター)の時は融合技術。

ホワイトブルクでは自然回復機会の増加。


やはり、迷宮主(ダンジョンマスター)である者の踏破は僕に新たなる力を与えてくれる。

更なる実行は僕を高みへと押し上げる。


「そうだ摂理、迷宮破りに行こう。」


「しーっ。遥さん、今ぴーちゃんが寝てます。

それとそんな京都に行くようなノリで大きい事言わないで下さい。」



…そうか。では小声で話そう。

「…大きい事というけれど、

ホワイトブルクで見せたあの『神意』とかいうものを使えば、

一気に敵を無力化できるんじゃない?」


「アレは、対天使専用の威名(ネーム)です。」



「ネーム?」


「『権能』とも言う、固有の職権のようなものです。

嘗て広域神明執行大天使長であった私の力の残滓。

尤も、アイリーンに力の一部を加変させ与えた上に、

作り直された私では直接相手に触った上で、

相手の精神防護壁を超えられないと無効ですけど。」



「…他のその威名(ネーム)とかいうものについては?」


「借金取りとしてきた咎の持つ『回収』は、

『借金』、『債権』を強制的に『回収』できます。」



「…少し待ってほしい。

逆にいえばその『回収』を持たない借金取りからは返済を拒めると?」


「いえ、世界のルールとして借金の回収が認められている以上、

それは不可能です。」



「無意味……いや、職権の活用が個人に委ねられているということか。

――――――架空の借金の取り立ては?」


「それは彼自身の存在否定となり破滅を誘発させます。」


捨て身でなければ不可能、か。

…逆にいえば捨身であれば可能。危険だね。

いずれは潰しに行かないと。





「鳥が目覚めたら迷宮潰しを行う。準備をしてていてくれ。」


「解かりました。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ