89/95
102⚫️それぞれの不満
「貴官たちはだれだ?」
「わたしはマリカ。マリカ・マハリク・マハリタ。’エンターサプライズ号’のクルーよ。あなたは?」
「わたしはマチルダ。マチルダ・ノア。’ユキカゼ’の艦長だ。」
「意外ね。わたしたちだけじゃなかったのね。」
「こちらも同じだ。だが、今は先陣争いをしている場合ではあるまい。」
「そうね。この’幽霊船’を何とかしなくちゃ。」
「貴官の言うとおりだ。では、共に行くぞ。」
おいおい。わし!わしが艦長!マリカさん、進行うますぎ!
こらあ、マチルダ!わたしが最初に行くと言ったんだぞ!紹介しろお!
グレッグ調査艦隊と’ユキカゼ’首脳部が、共に’幽霊船’の中枢部に入る。
いよいよ、である!




