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038⚫️再会
「急患!? うわっ、ひどい出血!」
運び込まれた女の傷口を見て、彼女は息を呑んだ。
「これは・・剣じゃない。手裏剣の傷。それも、特注の極薄刃・・・。」
周囲の医師たちが戸惑う中、彼女は鋭く指示を飛ばした。
「すぐに手術よ! ええ?!みんな初めてだって!?! どきなさい、私がやる!」
公国で叩き込まれた医学のすべて、そして’命を救う’という熱い思い。
「ウワバミ! しっかりして! わかる!? 私よ、タベスギよ!」
技術伝授の密命を受け、
バルハインによって
王都ヴァルディーンに送り込まれていたタベスギ。
かつての仲間を救うため、彼女は今、
’軍団’の影の者としてではなく、命を救う者として死神との戦いに挑む。




