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やらかしません!  作者: ユリ
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またか~

投稿遅くなってすみません!

SSOのサービス開始から1ヶ月がたった。あれからレベルも上がり、現実世界の文化祭の用意も進んだ。僕たちのギルド リアル は特に何かしようと言うわけではないのでのんびりボスを刈っている。今では3人で何秒で倒せるか競っている。でも、レイくんと、タクは同じ秒数なので順位がつけられない。ちなみに二人は16秒だ。で、僕は18秒。僕がビリだった。

まあ、これが速いのか遅いのかはわからない。だって僕、ゲーム初心者だもん!

僕はいつもと同じようにログインした。



「さーて、二人はどこかな?」



僕は周りを見渡す。すると、タクとレイ君がたくさんの女性に囲まれていた。二人は顔が青ざめているが、頑張って笑顔を振りまく。顔が引きずっているが。



「しょうがない。助けてあげますか!」



僕は、人混みに近づき二人の名前を呼んだ。



「タク、レイ君!」


「ソラ!」


「ソラちゃん!」



二人が僕の方を向いた。そうすると、周りの人たちも僕に顔を向け、僕をにらんでいる。僕がそう思っていると二人が僕に近づいてくる。



「ソラ、ありがとう!この恩は忘れないぜ!」


「ソラちゃん、本当にありがとう!」



二人はすごく感謝しているのか何度も僕に感謝の言葉を述べた。それについてはいい。ただ、僕が気になっているのは女性達の視線だ。あれは、普通の眼差しではなく嫉妬がにじみ出ている視線だ。その場にいる女性全員が僕を睨んでいる。



「タク、レイ君。また、面倒ごとになるかも」



僕の言葉に二人は少し肩をビクッとさせた。



「マジか。またか~」


「これも、タク君のせいだよ!」


「レイ!人のせいにしたな!」


「二人とも、落ち着いて」



二人は冷静に戻った。

でも、この状況どうしよう!



「早く移動しよう!」


「だな!何か嫌な予感がしてきた。」


「僕もだよ。寒気がしてきた。ソラちゃん早く移動しよう」



僕たちがその視線のなか移動しようとすると、ある女の子が僕たちの前に仁王立ちで立ちふさがった。



「あなたにお二人はふさわしくありませんわ!」



その子は僕を指差して言った。

そして、僕たちは、



「「「来ちゃった~!」」」



泣きながら苦笑した。

だが、すぐ我に帰った。タクとレイ君は、僕を守るように前に立った。



「君、急になに?ソラが俺たちにふさわしくないって」



タクが珍しく威嚇している。レイ君もだ。

その女の子は、タクたちに話しかけられたことに喜んでいるがふと我に帰った。



「わたくしは、その子がお二方にふさわしくないと思うのですわ!」



僕たちは またか~ と呆れていた。ここ最近そういうのが多かったが、どれも人の少ないところで聞かれることが多かった。たぶん、目立たないようにと気遣ってのことだった。だが、今回は違う。こんな人の多いなか、僕たちのプライバシーどこにいった!

そんなことは知らず女の子は語り続ける。



「なぜ、お二方のような方がこんな子と一緒にいるのですか?タク様、レイ様なぜこのような方が近くにおられるのですか?そんな方よりわたくしの方がお役にたてると思いますの!わたくし、こう見えて超レアステージなんですのよ!わたくしを仲間にいれてくださいませんか?タク様、レイ様」



その女の子はタクのもとに近づき自分の胸をタクに押し付けてタクを見上げている。それを見て嫉妬している女の子もいる。ただ、タクとレイ君は、そんな表情でではない。



「お前がソラの何を知ってるんだよ!俺たちはソラといたくて一緒にいるんだ!まず、お前誰だよ!」


「君がソラちゃんのことを話してると腹がたって来るよ!ここにいるやつらもそうだ!ソラちゃんより弱いのに役に立つ?絶対にあり得ない!まず、君だれ?」



二人はそう言った。なんだか二人がそう思ってくれてたんだ!と思うとすごく嬉しいと思った。でも、



「二人とも!やりすぎだよ!みんな威嚇に耐えられてないじゃん。」


「ああ、ソラごめんな!」


「ソラちゃんごめん」



二人は謝ってくれた。まあ、僕に謝られても意味ないんだけどね!まあ、いいか!



「なんで、その子なんですの!」



あの女の子はいった。タクとレイ君は振り返って



「ソラだからだな!」


「ソラちゃんだからだよ!」



と言った。僕にはどういう意味か分からなかったけど今度聞いてみよう!っと、忘れてた!



「あの、みなさん!たぶん、なにか勘違いしてると思うんですけど。僕、男ですからね!」



その言葉にその場にいた全員(タクとレイ君以外)が固まった。



「あらら、隠しておこうと思ったんだけどな!」


「その方が面白いと思ったのに」


「いや、全然面白くないから!っていうかみんな勘違いしてたの!」



タクとレイくんは、まわりの人たちに大きな声で言った。



「おい。こいつはソラ男だ。こいつにちょっかいだしたら容赦なく潰すからな!覚悟しておけよ!」


「そして、僕たち3人で結成したギルド『リアル』に入ってるからギルド勧誘お断り。喧嘩は、かうけどただですむとは思わないでね!」



まわりの人たちはまた固まった。



「ソラ、行こう!」


「ソラちゃん、行こう!」



二人が手を出して来た。



「うん!」



僕は、うなずき笑顔で二人の手をとり、歩きはじめた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ねえ、僕ってそんなに女の子に見えるの?」



二人は、笑いながら



「見える見える!超見える。お前、気づいてないかもだけど、男じゃなかったら完璧美少女だぞ!」


「しかも、ソラちゃんの装備がドレスだから間違いなく知らない人は女の子って思うよ!」



「えっ!そうなの!僕、男だもん!」

あれ、主人公やらかしてる?

割りとまともじゃん!っていうかボスを16秒、18秒で倒すってどんな化け物だよ!誰だ!こんなの考えたやつ!出てこい!


あ、私でした。すみません

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