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Episode64 魔神との決戦

 あれからまたまたしばらく歩いた。そして、ついにラッーセッ卜神殿にたどり着き、そこで魔神を目にする。体調は約3m、手には斧を持ち、体中から邪気が漂っている。

 「お前がクリスめの言っていた5人...いや7人組...?か...。」

と、魔神ことアークは人の言葉をしゃべっている。これはテレパシーではない。口を動かして話しているのだ。僕たちはそれに驚くが、今はそんな場合ではない。自分にそう言い聞かせて戦闘体制に入った。すると、ヤツは

「やる気か?人間風情が私に勝とうというのか!?」

と言いながら、手の斧を振り下ろしてくる。

 ドーン!

その斧が地面に着いた瞬間、当たりに轟音が響く。僕たちはその攻撃を散開してかわし、アークを囲むような配置につき、一斉攻撃を仕掛ける。僕は百雷魔法(コントロールして1点に集中させた)、マリアとエリーナさんは斬撃魔法、バーロンやエレナは剣、テーラは投げナイフ、そして、リリーは斧だ。が、しかし、ヤツはすべてを見切っていた。僕が放ったピンポイント百雷魔法は同じく、ピンポイント百雷魔法に防がれ、マリア、エリーナさんの放った光と闇の刃はヤツが手をかざしただけで破壊され、バーロンやエレナの剣、リリーの斧は不可視の障壁で跳ね返され、た様子だった。それを見て、僕は高速だったら割れるのでは?と思って「モーメント」からの斬撃をしてみるがやはり跳ね返された。最後に、テーラの投げナイフ。彼女はナイフをアークに正確に投げたが、斧で跳ね返されてしまった。

 「聖なる光よ、汝を眩ませ!ダイナミック・フラッシュ!」

続いて、僕は目眩まし系の中で一番明るく、高度な魔法「ダイナミック・フラッシュ」を唱える。さすがに、アークも怯んだようで、

「こ...これは、トリトンめ並みの光!」

と言っている。トリトンが何かはわからないが、目眩ましが出来ることとヤツの仲間だと言うことは間違いないだろう。僕はそんな予想を心に置き、光っているうちにアークの真下に忍びより下から「クロスカリバー」でヤツを突き刺した。すると、その巨体は1mほど宙に浮き、少し先まで木を倒しながら吹っ飛んでいった。

 「お前らは私を起こらせたようだ。もう、手加減はしないぞ!」

そして、やがて戻って来たアークはそう言った。僕たちは逃げようとする。しかし、体が動かない。それに、口も動かない。僕たちは何も出来ないままその場で立ち尽くした。と、次の瞬間。僕たちの全身に黒い槍のようなものが突き刺さり、僕たちは全員そのまま気を失った。いや、もしかしたら死んだのかもしれない。死んだとも死んでないとも断言出来ない。なぜなら、僕たちにそれを判断する余裕などなかったのだから。

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