土方さんの誕生日
土方さんになにかしてやろうと考える幹部さん+主人公ちゃんの話です
きっかけはこの一言だった
「あの貴方今日が何の日か知ってる¥いますか?」
沖田さんが珍しく話しかけて来たものだからなにかと思っていれば
そう聴いてきたため
「なにって子供の日ですよね?」
そう今日は五月五日
私の時代では鯉のぼりやなんやらして今頃お祝いしているあろうが
誰でも知っているようなことを聴いてくるとは沖田さんは人のことをバカにしているのだろうか
「そういえば今日は。」
「斎藤さん其の通りなんと今日は!」
「「「「「土方さんの誕生日!!」」」」
幹部さんたちは見事な息ぴったりでそう言った
「だからさ土方さんのためになんかしてやろうぜ?」
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ということで私は土方さんが好物だと言っていた沢庵を見に来たのだが
いくらやすいと言われてもこの時代の感覚が分からない私がホイホイと買うわけにもいかず
「どうだい?」
「えっとその遠慮しておきます。」
と言っても逃がしてくれるわけもなくがしっと腕をつかまれ
「ちょっとくらい買ってくれないかい?」
そんな悲しい瞳でみないでほしいと言えたら楽なのだろうが
今のこの状況を考えてみよう
私の周りには沢山の町人がいて私が新選組のところに身を置いているのはかなり前からしられている
もしわたしがさっき思っていたようなことを口に出してしまえば
『新選組は・・・。
やっぱりろくなやつらではない。
おぉー怖い怖い関わりたくもないね。』
こんな風に言われてしまうのだから
それだけは、避けなくてはと思い仕方なくちょっとだけ沢庵を買ってしまった
「ありがとうございます。」
綺麗に包んでくれたりと案外買ってくれたお客には優しくするらしい
さっきまであんなに悲しそうな顔をしていたはずなのにちょっと売れた瞬間明るい表情へと変わり
「また来てくださいね?」
笑顔になった
「はい、またきますね。」
店の人に会釈してから歩き出した
・・・・・・・
なにがともあれこれで土方さんの好物である沢庵を手に入れることが出来たわけだが他の人は何をわたすのだろう
そんなこと考えながらボッーとしていると前から歩いてきた人とぶつかった
「うわぁ・・・!」
私の体は大きな音を立てて地面に叩きつけられた
痛みが走り背中を強く打ったためさすりとりあえずぶつかったことを
謝らなくてはと顔を上げてみる
「すいません。そのちょっとボッーとしていたので。」
「いや・・・こちらこそ悪かったな。」
お互いの顔を見た瞬間
ほば同時に固まった
なんでここにしかもこんなタイミングにいるのだろうか
「なにやってんだこんなとこで・・・。」
「それはこちらのセリフです!なんで屯所にいるはずの貴方がこんなところに?」
私とぶつかったのは
今日誕生日のあの人
いつもなら部屋に篭りきりであんまり部屋からさえでない彼が今日に限って出歩いていたとは
想定外だった
「俺はたまたま出歩いてただけだ。で、その荷物はなんだ?」
私が手で持っていたはずの荷物は左隣にぶつかったひょうしで移動されていた
土方さんは荷物を手に取り
「なんだこれは?」
低い声のトーンで尋ねてきた
「それは贈り物で。」
「贈り物か・・・。」
さすがに土方さんに送るためのものなんていえるわけもなく
そうとは知らない土方さんはそっと私に渡してきてただ一言
「帰るぞ。」
ぶっきらぼうに言った
・・・・・・・・・
其の夜
土方さんのために誕生会が行われたとさ
ここまで読んでくれてありがとうございます
この話は唐突に思いつきました。
今日は土方さんの誕生日だということなので急いで書き上げてしまいました
駄作ですがおまけを追加していきますのでよりしくお願いします




