59.大橋爆破の報復攻撃
シンガー・ガゼール・エステート・カー乗用車「ロシアが砲撃されるのは、砲撃するからだ。ロシアは早い段階でやめるべきだった」
あなたがいるパブのテレビでは、ニュースが映っています。
「占領者ロシアは、クリミア大橋の爆破の原因がウクライナにあると主張しています! 爆破の原因がウクライナにあるとすれば、ウクライナが爆破した原因は、ウクライナを何度も攻撃したロシアにありますっ!」
美少女アナウンサーが画面内で大声を上げていました。
ロシア軍の前線への武器などは、ロシア本土からこの大橋を通過して、延々と輸送されていたようです。よって、この大橋はいつ破壊されても不思議ではありませんでした。もしかしたら、今回の侵攻を見越して建設した橋だったのではないかという疑いも出てきそうです。
犯人や爆破の原因は、現時点ではっきりしませんが、ロシアはウクライナが関与したと主張しています。実際、その可能性は高いでしょう。ロシアが偽装するなら、あんなに派手に橋を落とすとは思えません。
ともあれ、ロシアは報復として、ウクライナの主要都市に大規模なミサイル攻撃を開始しました。
住民投票と同様、おこなうのが異常に早いのですよね。ウクライナからの撤退は迅速に出来ないのに、卑劣な行動だけは最速です。この国の選択の誤りが目立ちます。
ロシアのミサイル攻撃によって、電力施設が被害を受けました。ウクライナの一部地域では停電が起きているそうです。地震とか台風の影響ではなく、テロ国家の人的災害で停電が起きているという、許され難い状況。あなたもびっくりでしょう。
ロシアの擁護者達がクリミア大橋の破壊をテロだと非難していますが、この橋の破壊よりも、不自然な住民投票で領土を奪い取ったことのほうが悪質です。
橋を破壊されても報復攻撃をしなければ、ロシア側もこの一件だけでは被害者でいられたでしょう。ですがすぐ後に、軍事的でない場所へ幾度も報復攻撃をやっていますからね。非難出来る被害者の立場ではないと思います。
リー巡航戦車「様々な施設を破壊するロシアは、ウクライナから撤退せよ」




