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魂の魔王  作者: ジャック
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クシーの街30

 屋敷の中はまた明日捜索することにして俺はシャルと狼が待ってる宿に戻る。人が少なくなった大通りを歩きながら、


「おい坊主ぅ。こんな夜道あぶねぇぞぉ?」


「そうだぜぇ?俺たちがママのところに送ってってあげようかぁ?」


「護衛代は貰うけどなぁ」


「大丈夫だ」


 こんな酒臭いおじさんたちの相手する。つかこっち寄ってくんなよ。酒の匂いだけじゃなくてお前らの加齢臭とか匂うんだよ。つか風呂浴びてんのか?こいつら。プワァーンと匂いがこっちに来る。しかも二人に挟まれてまじでやなんだけど。


「じゃあ金だけ置いてけぇ」


「おじさんたちお酒飲むための金ないんだよぉ。ってことで置いてげ」


 酔いで何か語尾が変だな。


「てめぇらに渡す金何て無い。いいから話しかけんな。臭い」


「あぁん!?」


「今なんつった!?」


「臭いっつったんだ。いいからさっさとあっち行け。匂いが移る」


 すると先ほどの酔いはどこに行ったのか今にでも殴りかかってきそうだ。やれやれ。酔っぱらいの相手は疲れるな。

この街長いな

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