辺境の街 レジング2
列に並ぶと、前には馬車らしきもののに沢山の荷物をいれている人たちや、剣を腰にかけたり、杖や槍を持っている人もいる。異世界って感じがするな。
そうやって周りを見ていること約10分。自分の番がやってきた。
「ようこそレジングへ!身分証明書を見せ、入市税をお支払い下さい。」
ほら来た。身分証明書とか、入市税とか払えないんだが。
「恥ずかしながらこの街に来る途中に落としてしまって...」
「ではこちらについてきてください。」
そう言われて門番さんについていくと、詰所らしきところにてれていかれ、
「これに手をのせてください。」
そう言いながら、ガラスみたいな球体のものを持ってきた。そう言われたので、手をのっけると、
「あなたは犯罪を犯したことはありますか?」
「無いです。」
そう答えると、ガラスみたいに透明だった球が、青く光った。
「うん、大丈夫ですね。ちょっと手を貸して下さい。」
そう言われ右手を出すと、
「契約」
そう短く喋ると、
「あなたが3日以内にここに入市税を払いに来なければ、奴隷になりますので、忘れずに来て下さい。」
入市税払わないだけで奴隷か。厳しいな。
「はい。分かりました。」
そう答えると、門番さんと自分は立ち、詰所の外に出た。すると門番さんが、
「改めまして、レジングへようこそ!」
と、言ったのであった。




