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新装備?なにそれ?

「ええ〜!!新装備買えないの〜!!」


「諦めろ!この前のおでん屋でちょっと食い過ぎたんだ、これ以上を使うと次の大陸に渡れなくなっちまう」


 いつも通りのスタートを切る俺たち。

 次の大陸に渡るため港に来ていた。

 だが、アイカの顔が浮かないままだ。


「この島の寿命はもうすぐそこまで来てる...、あと少しすればきっと島としての機能を停止して、ありとあらゆる生き物が住めない危険地域になるでしょうね...」


 悲しげな目で水の島を見つめる彼女に声をかける。


「お前が気に病むことはない、元々この島は早かれ遅かれ生命活動を停止する島だったんだ、発展しすぎた技術の代償にな...」


「そのくらいのことはわかるけど...、一つの島がやがて生命活動を終えると言う事実が虚しいと思ったんだ...」


 俺は頭を掻きながら明るい話題に戻す。


「それよりも、たのしみだな!風の大陸!」


「風の大陸か〜...どんな所なんだろうな〜」


 こう言う時だけは、マオののほほ〜んとした性格がいいと思う。

 いい感じに雰囲気が明るい方向に向かい始めたので、一気にそっちの方へと持ち上げる。


「そうだな...、昔俺が行った時は、気持ちのいい風が吹くいい場所だったな...」


「風のってついてるから当然なんじゃ...」


 マオに当然の返しを食らうと思っていなかった俺は答えに困ってしまう。


「えっ...、マオって普通の感性持っていたのか!?」


「普通の感性言うな!、余はいつも普通だぞ!」


 いつも普通じゃないので、その言葉に説得力がまるでない。

 はははと生返事で笑ってやると、彼女はさらに怒りだした。

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