7話 ⑨でも分かる☆魔法と魔術 by リウィア
⑨=バカ
東方ネタです。
ー5月22日 9:00 天界 ”破壊者の館”ー
「昨日御当主様に言われた通り今日から魔法、魔術を教えていきます」
やったぁ~!この地獄のような鍛錬の中で唯一の楽しみだ…!
もう全部これでいいんだけどな~…ま、本当に言ったら殺されるだろうけど。
「はい。よろしくお願いします!」
「よろしい。それではまず基本知識を教えていきます。そうですね…紙芝居で説明しましょう。これを見てください」
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バカでも分かるゾ☆ 魔法と魔術、これだけ押さえておけば大丈夫な4つのこと!
1.魔法と魔術の違い!!
魔法はイメージで発動するもの、魔術は”陣”を描いてそこから術を発動するもの
2.動力は?
魔力。ここで神力とかほかの力を使うと別の術になる
3.発動に失敗する?またその時のリスクは?
魔法:詠唱を間違えるか最後までイメージできないと魔力が霧散する(ダメージなし、術者の魔力色の煙が出る)
魔術:陣の魔術文字を間違えると魔力を流した時に陣が爆発(陣の近くに被害あり。影響は術者の魔力の性質に左右される)(間違えた字が存在→その魔術文字で別の魔術として発動)
4.魔力量は増やせる?
魔力成長期は10~20歳。そのあとも魔力を使い続けると緩やかに増える。また信仰心などで神力が増えるとそれに伴って増える。
これだけ覚えれば大丈夫!これで君も魔法士、魔術士になれるネ!
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「粗方こんな感じですね。ちなみにこの紙芝居は御当主様がつくられました。珍しく、手作りだそうです。まぁさすがにここからきちんと教えていが、質問はありますか?」
へえ。なんでも「創造」でこなす母様がね…でも、リウィアさんも結構ノリノリで言ってたな…
これが「ぎゃっぷもえ」ってやつか…いや、まあいいや。それより質問だ。えーっと…あー
「イメージで発動するのが魔法なのに詠唱する必要はあるんですか?」
得にそんな興味のある質問ではないけれど、質問を聞かれて答えないのはどうかと思ってね。
僕、紳士だから!!
「んーまあ別に詠唱しなくてもイメージだけで発動はできます。無詠唱ってやつです。ただ、詠唱すると消費魔力が抑えられたり、威力が上がります」
思ったよりちゃんと答えてくれたみたいだ。
じゃあめんどくさいけど詠唱使うか…うん。めんどくさいけどね。
かっこいいとか微塵も思わないし、まんざらなんて絶対ありえないんだからね!
「質問は以上ですね?それではまず魔力量を測っていきます。こちらの機械をくぐり抜けてください」
そういって案内されたのは、高さ3mほどの門だった。
「ええと、通りました」
「はい、結果は…」
え?もう結果出るの?早すぎない⁇
「魔力量は中の上ってところですか」
中の上か…大量の魔力で術の乱発とか憧れたんだけどな……
「もしかして少ないと思っていませんか?これは大人での中の上ですよ?魔力量はあるほうですし、これからあなたは魔力成長期ですよ」
マジで!!それならこの夢も実現できるかも…!
「あぁそうそう。この指輪をつけてみてください」
右手小指に無色の指輪がはめられた。なんなんだこれ。……!?
今、一気に力を吸われた感覚がした。
「これなんですか?力が吸われてる感じがするんですけど。…!?瑠璃色になった」
「それは魔力量が生活に必要な最低限しか無いように調整する魔道具”調整器”です。魔力を常に使用している判定になり、また回復し続けるので魔力量も増えます」
魔力量を増やせるのはいいけど最低限か…あまり魔法とか使えなそうだな…
「それって魔法とかは使えなくなるんですか?」
「はい。ですが一時的に魔力吸収を停止すれば使えます。それに調整期に溜まった魔力は引き出して使うこともできます」
よし!夢が絶対実現できる!
「はい。それでは魔法から教えていきますよ」
蒼さんは⑨という記号を見ると『チルノのパーフェクトさんすう教室』が脳内再生されます。
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