表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【完結】そのケーキのレシピ、俺が本物にするよ ~不器用な天才パティシエと、私だけの夢の設計図~

作者:坂道 昇
9月19日完結。毎日3話投稿予定!

私、夏山桃香(なつやま ももか)には、誰にも言えない秘密の夢があった。
それは、心ときめくような、世界で一番美しいケーキをデザインすること。
でも、早くに父を亡くし、母が一人で支えてくれる私の家では、高価な材料が必要なお菓子作りは、夢のまた夢。スケッチブックに空想のレシピを描きためるのが、私の唯一の楽しみだった。

隣の席の春石樹(はるいし いつき)くんは、クラスで一番無口で、何を考えているか分からない人。
けれど、そんな彼にもまた、秘密があった。
幼い頃のトラウマから、誰にも知られず、一人で完璧なお菓子作りの腕を磨き続けてきた――天才パティシエだという、秘密が。

ある放課後の図書室で、私たちは、お互いの秘密を知ってしまう。
私の夢物語のレシピを見て、彼は、静かに、でも力強く言ってくれた。

「そのレシピ、俺が本物にするよ」

こうして、私――『夢見るデザイナー』と、彼――『秘密のパティシエ』だけの、甘い共犯関係が始まった。
これは、不器用な二人が、お菓子作りを通して、ゆっくり、ゆっくりとお互いの心を溶かしていく、甘くて、もどかしい、恋の物語。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ