〜STORY 96 6月5日 拾〜
アニソンって本当に素晴らしいですよね
聞いてるだけで幸せになれますし「この曲が流れてるあのシーンは何度見ても最高だなぁ」って涙が浮かんでくることもあります
あれ?なんで目のクマがこんなに増えてんだろ?
「優希様?一体この教室で何なさっていらっしゃったのですか?もしやとは思いますけども……そちらの女性の方と逢引なんかしていませんよね?【ニコォ】」
「あはは!そんな事あるわけないじゃないか眞田さん!!優希が僕たちに内緒で先輩の女性と仲良くイチャイチャなんかしているわけないじゃないか!!【ニコォ】」
「うふふ、私としたことが下らない妄想してしまいましたわ。あの寛大な優希様が逢引など…きっと私疲れているのかもしれませんわ……【ニコォ】」
「あはは!それは相当疲れているよ!!今すぐ保健室へ行って回復するまでいたらどうだい?優希には僕からじ〜っくりと話を聞いておくからさ!!【ニコォ】」
「「あっはっはっはっは!!!!【ガスガスガス】」」
璃玖と晴菜はお互い冗談を言い合いながら高笑いをしているがその陰には大きな影の様なものが見えた
その証拠に二人の足元では侍の一騎討ちの様な戦いが展開が繰り広げられていた
「ふ、二人共?な、何か誤解してるよ〜。ぼ、僕と紫織さんがや、やましいことなんて……」
「へぇ、紫織さんっていうんだぁ…上履きの色からして一個上の先輩なんだね?こんな綺麗な先輩が優希と親しいなんて親友の僕でさえ知らなかったよ【ビキビキ】」
「紫織先輩といえば確か優希様がお勤めになられてる喫茶店の先輩でいらっしゃいますよね?アルバイトの先輩とここまで仲良くなれるなんて流石優希様と言いたいところなのですがいくらなんでも仲が良すぎるのではないでしょうか?【ビキビキビキビキ】」
「(ひ、ヒィィィ!!なんでかしれないけど二人ともめっちゃ怒ってるぅぅぅ!!!!)」
優希はなんとかバレない様に(紫織の尊厳の為に)誤魔化そうとするも全く信じようとしない二人は優希に詰め寄る形で問い詰めてきた
しかも詰め寄る際の足音が「スタスタ」や「カツカツ」など一般的なものではなく「ズシンズシン」と巨人兵が動くかの様な壮大なものだった
優希の脳内では昨日の夜に母の椿に日課である耳掃除をサボったからであると勝手に納得していた(そうでなければ普通に怖すぎるしね)
「そ、そうだ!なんなら紫織さんにも聞いてみてよ!僕たちがい、如何わしいことなんてしてないって言ってくれるよ!ね、紫織さん!僕たちは何も如何わしいことなんてしてませんよね!?」
苦し紛れに優希は唯一の希望でもある当事者の紫織に助け舟を出した
優しい紫織のことだ
きっと優希のことを助けようと優希の望んだ言葉を言ってくれるに違いない
そう信じて優希は正に自分を助けてくれる女神に視線を向けた
「…………キャッ♡【テレテレ】」
「「【ブチィィ!!】」」
「ひいいいいいぃぃぃぃ!!!!!!!」
女神を一瞬静止したかと思ったら頬を赤くして満面の笑みで照れた
その瞬間優希の背後にいた二人が一瞬で悪魔へ姿を変貌していた
そして優希は全ての出来事を白状し、更に二人は怪物へと変貌していったのだった
因みに女神は終始幸せそうに照れていたのは言うまでもない
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では次回もお楽しみに!!
ありあっした〜♪




