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〜STORY 97 6月12日 壱〜

「【シャッ】見て見てお兄ちゃん!!この服とっても可愛くない!?似合う?似合うかな!?」


「うん。奏音に似合っていてとっても可愛いよ!!」


「本当!?じゃあこれも買っちゃおうかな!!じゃあ〜次の着てみるから待っててね〜!【シャッ】」


試着室のカーテンを勢いよく開けて現れた奏音は空色のワンピースを纏い麦わら帽子を被って現れ感想を求めてきた

優希は妹の問いに素直に感想を述べると奏音はパアッと花咲き開いた様な笑顔を浮かべるとすぐに次の服を試着する為にカーテンを閉めた


「【シャッ】ゆうちゃんゆうちゃん!!これなんてどうかしら!?胸元が空いててスケスケだからゆうちゃんが気に入りそうなデザインなの!私綺麗でしょ!」


「う、うん!確かに椿さんに似合ってるよ」


隣の試着室から出てきた母親の椿はダメージジーンズに少し中の下着が見えそうな透明感のあるブラウスを纏っていた

スタイルのいい椿にはとても似合ってはいるのだがかなりえっちな格好になっている


「ゆうちゃんに似合ってるなんて言われたらこれに決めちゃおうかしら〜♪」


「ん〜だけどちょっと露出が激しいんじゃないかな?それだと出先で椿さんがナンパされちゃうしそれだと僕も嫉妬しちゃうな〜って……」


「【パァァ】ゆうちゃん…そんなに私のこと心配してくれるのね。分かったわ!これはゆうちゃんと二人きりの時だけにしてもっとお外でゆうちゃんが興奮できる服を見つけるわ!!【シャッ!】」


嫉妬すると最愛の息子に言われて感激した椿は新たなコーデを探すべく急いでカーテンを閉めて着替え始めた


「ふぅ…流石に実の母親があんな色っぽい格好して隣で歩いてるところをご近所さんに見られでもしたら赤っ恥だよ……」


嬉しいと言えばそれが本音になるのかもしれないが恥ずかしいと言えばそれも本音になってしまうのが正直な気持ちだ

そしてそんな綺麗な格好をした椿が他の男性に見られると思った時に胸の真ん中あたりがチクッといたかったのも事実だがそれはあえて言わないでおこうと思った

因みにご近所さんは北条親子が恋人みたいに仲がいいということは今更なので好きにしてください状態なのだ


「【シャッ】さぁゆ〜ちゃん!セクシーな私にメロメロになるまで悩殺しまくる私を奏音ちゃんや叔母様以上に見まくって!!」


そんなこと考えていたら奏音の横の更衣室から現れた飛香は肩の部分を多くカットして胸元がパックリあいたグレーのトップスに白のショートパンツとこちらもなかなかセクシーな格好になっていた


「う、うん…すっごい飛香に似合っているからもう少し静かにしようね?他のお客さんもすっごいこっち見てるからさ……」


椿も奏音も夏らしいファッションだったのだが飛香のはまさに優希を虜にする悩殺ファッションといったところだろう

優希も見たいのだが直視するとこっちが赤くなってしまいまともに飛香を見ることができない


「ちょっと!!全然私を見てくれてないじゃないの!あの店員さんの方が綺麗だって言うの!?ほら!こっちをみ・な・さ・い〜!!」


「い、いででででで!!わ、分かったから!分かったから首が捻れちゃいででででで!!」


「お客様。他のお客様のご迷惑になりますので出来るだけ静かにして頂きますと助かります。」


痛い痛いと言っているが側から見ると二人の行為はカップルのイチャつきにしか見えなかった

店員の加藤さん(37 独身)店内での迷惑行為として二人を注意したがその大半の部分が私怨であった

読んでいただき誠にありがとうございました!


もし良かったら高評価、ブックマーク頂けたら幸いです!


あと感想や作品についての意見など頂けたら作品力向上に繋がるので是非お願いします!!


では次回もお楽しみに!!


ありあっした~♪

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