畳の上でセーラー服の眼鏡っ娘に耳かきされるのってすごく幸せだと思う
本日のお相手は文学少女詠ちゃん!
旧校舎にある第二図書室の主、くーるびゅーてぃな文芸部部長だ!
副部長は俺、後は居ない!文芸部、ひいてはこの図書室を守るために詠ちゃんは俺に大きな借りがあるのだ!
「だから断れんぞ?さあ俺に耳かきをするのだ!」
「別に断るつもりはないよ?でも先輩、図書室では静かに、ね?」
「アッハイ」
くーるびゅーてぃはお膝もCOOL!余り体温が高くないのだろう、ひんやりとしている。
加えてあまり運動しないインドアレッグはふにふにふかふかの柔らかさ!あまり太くない脚だというのに少し沈むような低反発太ももはまるで母の膝である!
匂いは薄いがそのぶんこの図書準備室にある古い本の匂いやら畳の匂いが落ち着くなあ。
かり、こり、すうっ、すうっ。
腕前もGOOD。あくまで優しいのにすっと採れていく。
くっ、ぺりりり。
そして大物は大きいままに採っていくその技術!正直耳垢を採る技術は耳かきをしてくれる者の中でもピカ一だろう。
「うん、いっぱいとれたよ?先輩。ところでどうするの?今日もする?」
「ああ、頼む」
「そうか、わかった。じゃあ、動かないでね?」
そして耳かきは、奥、そのさらに奥、鼓膜付近まで降りていく。
そして――――
ばごりっ。
いつも耳かきしてもらっていても、危ないため普段やらない鼓膜付近。
普通溜まらないがそこは耳垢の溜まりの異常に早い俺、見事にこびりつくものがある。
しかも耳穴が鼓膜付近で少し広くなっているらしく、少し見えにくいのだ。
ここを掻いてもらうのは一部の耳かき技術上位者だけであり、そして詠嬢はとてつもない正確な耳かき捌きの持ち主。万に一つも危険はない。が
がば、び、ぼりごり、ごごごごっ
鼓膜付近というゼロ距離で耳垢の剥がれていく感覚と音は堪らぬ。
普段と違う掻かれ心地、大迫力の耳垢音に頭のてっぺんが開くような感覚すら覚える。
だが頭を少しでも動かせば危険に陥るジレンマ、足の指が落ち着きなく動いてしまう。
熱をもってきた耳に詠嬢のひんやりとした指が心地よい。
すっかりすうすうとした耳を下に、反対側を差し出す。もう体に力が入らない、たとえクスクス笑われても、ぷにぷに頬をつつかれても、うめくぐらいしかできぬ。
ごぞ、ばっ。が、ごこっ、ごこここっ。
「む、なかなかの大物のようだ」
「ぬおお」
く、ここっ、ご、がが。
「くっ、なかなか頑固だな」
「うぼあー」
「仕方ない、少しひんやりするけど、びっくりしないでくださいよ?」
「すきにしてー」
そして詠嬢は近くにあった水分補給用の六甲の美味な水をキャップに半分ほど注ぎ、それを耳に注ぎ込む。
気圧の関係か半ばで止まってしまうが、耳かきをもって耳道を開き、奥まで入れる。すぐにぬるまってしまったが、熱くなった耳にひんやりとした水はとても爽やかだった。
そして指で入り口を塞ぎ穴を広げるようにマッサージ。ほどよく蒸れ、耳垢も緩んだと思えるところで紙縒を耳へ入れ水をじゅわっと吸いだす。
そして本番。
ぐっ、ぞ、ぼぼご、ぞっ、ぞ。
少しずつ耳垢に耳かきが食い込み、徐々に剥がれていく音がする。
次の瞬間――――
ばりばりぼりばりっ!ずごごごごごぼっ!
「ぬぅおおおおおおおおおっ!!?!?」
とてつもない解放感と音をもって耳の中から大物が抜けていった。気絶しかねないほどの快感によく頭を動かさなかったと自分を誉めてやりたいくらいである。
「おお…、かなりの大物だぞ、先輩」
そう言って見せてくれたものは長く、太く、そして真っ黄色な三日月状の耳垢である。
丸い耳穴のカーブに沿うようにへばりついていたのだろう、曲がっている上、中央が太く端が細くなっているのでますます三日月、もしくはクロワッサンのようだ。
取れた部分がすうすうする。
「うむ、これですっかりすっきりきれいになったな、先輩。……先輩?」
だがもう無理だ、トドメをさされた、指一本動かすのも億劫だ、力が入らない、このまま寝てしまいたい。
「やれやれ……。膝を貸してやるのは、この本を読み終わるまでだからな、先輩」
そう言って結構厚目の本を選んでくれるあたり、やっぱり優しい娘なんだからなあ。
本多詠
身長147cm
体重37kg
胸 小さい
腰 細い
尻 標準だが相対的に大きく見える
太もも 柔らかさ A 弾力 C
少しお母さんタイプなクール文学少女。手先がとても器用。甘やかすのも好きだが甘えるのも好き、たまに膝の上に抱えてもらって本を読むのが何より幸せ。
鼓膜付近にまで耳垢が溜まるようなら耳鼻科にいきましょう。
耳鼻科でもすごくすっきりして気持ちがよいはずです。