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第2章 時の間と新たな道 第18話 スカルキングと新技

俺らは数年? かけてエゾマッゾどもを倒した。そして、俺らはさらに下の階へと足を進めた。


「すごくめんどくさい相手だったな」


「あぁ、だが何とかできたな。ありがとう」


「気にするな。親友のためだ」


 そして、俺とレオンは次々と階を進めていきおそれく100年ちかくたったとき10階層に辿り着いた。


「ここまで長かったな」


「そうじゃな」


 俺らの目の前には大きな扉がある。おそらくボス部屋というやつだろう。


「絶対手ごわい奴だろこれ...」


「ははははは、言えてるな」


 俺とレオンはどんなバケモノが出るのかが心配になってきた。ここまで来るのにお互い何度も死にそうになっている。買いだめしておいた回復薬がここで役立っているのだ。


 そして、俺らは決意を胸に扉を開けた。そして中にいたのは.......


「おいおい....嘘だろ」


「なんだよあのバケモノ!!」


「あれは、スカルキングだ。ランクはSSクラス」


 そのレベルは神獣と一段階下のレベルだ。俺は白狼に勝ったから余裕に思えるかもしれない。しかし、あの時は白狼自身が自分の中にある呪いに抵抗していたため本当の実力を出していなかった。もし完全に呪いに支配され、白狼の本当の実力で俺と対峙していたら数秒でお陀仏だ。


「マジでヤバいやつじゃんか」


「あぁ、気合を入れるぞテンリ!!」


「あぁ」


 そして、俺はレオンとともにスカルキングに挑んだ。まず俺が先制を取った。


【剛華 真空破断】【剛華】は【剛点】の一段階下のレベルの体術であるが、威力は絶大。自分の拳と相手との間に真空を作り、その真空を利用して相手の体内に振動を与える技。


 その技を完全にスカルキングに浴びせた。そして間髪入れずにレオンの魔法。


【ブラットデスウィンド】


 これは風魔法に闇魔法の最高領域〖死〗を組み合わせた魔法。この風で切られた者はまず切られた部分から〖死〗が回っていき、その部分を死滅させる最悪な魔法である。今までのモンスターならこの連続コンビで大体は倒せていた。


 しかし、スカルキングは俺の【剛華 真空破断】レオンの【ブラットデスウィンド】を喰らっているのに傷1つすらついていない。


「やはり、闇魔法は効かないの」


「打撃もダメなのか!?」


「いや、それはないと思うが、威力が足りなかったのだろう」


「わかった。あ《・》れ《・》をやる」


「あ《・》れ《・》をやるのか!?」


「あぁ、数分耐えてくれレオン」


「まったく仕方がない親友だな」


 テンリは目を閉じ始めた。そしてそれと同時にレオンは動き出す。


【魔攻 ザンディバ】


 【魔攻】とは、魔王の中でもレオンしか使えない固有魔法。普段の魔法の何百倍強い威力と言われているがその分魔力の消費もすごい。【ザンディバ】は風魔法の強化版と思ってよい。触れたものすべてを切断する魔法。そして竜巻のようにグルグルと渦を巻き、長時間持つのが特徴である。


【魔攻 永牢】 


 レオンが間髪入れず放った【魔攻 永牢】は相手を閉じ込めるいわば、牢屋の役割をする。魔法なども効かず、モンスターを閉じ込めるのに最適だ。


 しかし、スカルキングは大きな鎌を出し、一振り。するとレオンの魔法が霧のように消えた。レオンは理解するのに時間がかからなかった。【魔攻】など消せるレベルの武器などこの世で1つしかないのだ。


「魔消武器か」


 魔消武器。それはこの世の中の誰もが欲しがる武器。しかし、伝説となっていたのだ。理由は簡単であり、今まで見たことがないからである。しかし、今レオンの目の前には魔消武器を確信させる武器をスカルキングが持っている。


「我との相性は最悪だな」


 苦笑いをするレオンだが、テンリの時間を稼ぐため続けて魔法を打ち続ける。スカルキングはその魔法を防ぐのに精一杯の様子であった。しかし【魔攻】を打ち続けているレオンの魔力は限界に近づいていた。


「くっ。もうそろ限界かの....」


 レオンは思わず膝をついてしまい、それを待っていたかのようにスカルキングはレオンとの間合いを瞬時に詰め、大鎌をレオンに振りかざす。しかし、レオンはこの状況にも関わらず、笑みを浮かべていた。理由は簡単。テンリの準備が終わっていたのだ。


 そして、レオンは残り少ない魔力で自分とテンリの場所を入れ替え、スカルキングの目の前にはテンリがいる状態となった。そして、テンリはスカルキングの腹部に向かって勢いよく両手を当てた。


【剛絶 無空】





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