第24話 デート#4
喫茶店を出て、俺はまたミラと一緒にデパートで色々と見て回っていた。だけど、夕方には帰るつもりだ。家には由紀もいるからな。
その後は映画を見に行った。俺はなんでも良かったからミラに任せたらその映画は恋愛物だった。前からこういうのが見たかったらしい。まぁ、俺はいいけどさ。
「楽しみだね」
「はいはい。だからって俺に変な事しようとするなよ」
「えー。それは保障できないよ」
「しろよ!つーか、保障してくれ!俺が恥ずかしいわ!」
ったく、相変わらずミラには振り回される。いつものことだからもう慣れたけど、ツッコミを入れたのは久しぶりだったな。
で、肝心の席は丁度真ん中。一番見やすい位置を取れたから良かった。
だけど、問題はミラが上映中に俺に変な事をするかもしれないということだ。だって、恋愛物の映画なら最後のほうにキスシーンとかは普通にあるだろうからな。それに便乗してミラがキスをしてくるんじゃないかと思うと不安でならない。
で、上映が始まり、ミラは大画面に釘付けになったみたいなので俺は寝る。恋愛物なんて興味はないし、見てられないからな。
で、俺が寝てからどれくらいたったかは知らないけど、なんか息苦しい。嫌な予感しかしないけどゆっくり目を開けてみると目の前にはミラの顔がある。つーか、口が動かない。これはまさか…
「…はぁ。やっと起きた…」
「…映画がやってるからってお前はどさくさに紛れて俺にキスをするな」
「だって、したかったんだもん」
「だってじゃない!しかも人が気持ち良く寝てる時にしやがって…おかげで息苦しいから起きちゃったよ…」
「良かったじゃん、私のキスで目が覚めたんだから」
いや、絶対に良くないだろとか思いつつ、実際は嬉しかったりするのは内緒だ。けど、するならせめて俺が起きてるときにしてほしいもんだよ。寝てる時にされたらなんか不意打ちみたいで嫌なんだよ。でも、以前にミラとはキスをしたことがあるからファーストじゃないんだ。そこがせめてもの救いだ。
まぁ、ミラにキスをされたせいで目が覚めた上に寝れなくなったから起きて映画をミラと一緒に見ている。恋愛物なんて興味はないからどうでもいいんだが、起きて見てないとミラが今みたいにまたキスをしかねないから気が抜けない。
で、それから少しは真面目に見てたんだけど、やっぱダメだね。恋愛物なんて見てるだけでムズムズするし、落ち着かない。ま、たまにミラがキスを迫ってくるもんだからまだマシだったけどやっぱり気が抜けなかった。
それで今日のデートは終了。今は夕方だし、家には由紀もいるから帰ってる途中。ミラはもっと二人きりで居たかったらしけど、俺がなんとか説得をして家に帰ってる。ま、その説得のせいでまた今度出かけることになったけどそこは気にしないでおこう。
さて、明日からはまた学校だ。今日は帰って風呂に入ったら少し早いかもしれないけど寝ようかな。また騒がしい平日に戻るだろうしね。
こうして俺とミラのデートは幕を閉じた。
第三章 三年生編 終了
今回は少し短かったかもしれません。
本当にすいません。
それとあまり執筆がはかどらないのでまた更新率下がると思います。
たびたびすいません。
なので別の作品のほうの執筆がメインになると思います。
把握よろしくお願いします。
では、またお逢いしましょう。




