第25話 海#1
皆さん、お久しぶりです。
学校が忙しく、なかなか執筆が進みませんでした。
なので、これからは不定期更新になりますが、最後までよろしくお願いします。
最後にちょこっと宣伝を…
知っている人も中にはいるかもしれませんが新しくファンタジーの作品を書き始めています。良かったらそちらの作品もよろしくお願いします。
あとは、俺とあいつの変わった日常の番外編も書き始めました。
シリーズ化してありますので、ぜひぜひ、読んでみてください。
以上、宣伝でしたっ!
では、大変長らくおまたせしました。
俺とあいつの変わった日常、本編、第四章スタートです!
今は7月。セミの鳴き声が聴こえ始めて、夏だと実感できるようになってきた今日この頃。
俺は夏休みを利用して、ミラや悠、千里たちと一緒に海に来ていた。
俺は全く持って、海に行きたいとは思っていなかったのだが、何故か一緒に来ていた。
海って色々と嫌なんだよね。俺の場合はただ単に海が嫌いなだけなんだけど。というよりも、俺、カナヅチなんです。だから、プールとかも嫌いだし。だって泳げないから。海に行くぐらいなら家で静かに小説でも読んでいたいんだよね。
まぁ、そんなわけで何故、俺が海に行くことになったかと言うと、時は夏休み前日に遡ります。
俺は相変わらず、学校で小説を読みながら、ミラの相手をしていた。
「ねえ、徹。明日から夏休みだね」
「そうだな」
「夏休みになったらまたデートでもしようよ」
「そうだな」
「ねえ、話ちゃんと聞いてる?」
「聞いてるから大丈夫だって」
まぁ、こんな感じで適当に相手をしているところに千里が来て話に入ってきた。
「ねえねえ、何話してるの?」
「色々と話してたんだけど、徹がちゃんと聞いてくれないんだよ」
「あぁ…。仕方ないよ。徹ってそういう人だから」
「おい、それどういう意味だよ」
「そうなんだ…知らなかったよ」
「お前も納得してんじゃねえよ!」
全く…どういう意味なんだか。
「あ、そうそう。話変わるけど、今度みんなで海行かない?」
「海?いいよ。徹も行くよね?」
「俺?行かねえよ?」
「大丈夫。徹夜には期待してないから」
「少しはしろよ!」
まぁ、俺はいつも千里にこんな扱いをされてるからどうでもいいんだけれど、ミラが海に行く気満々になってやがる。なんか嫌な気がするんだよなぁ…
「徹。海に来なかったら殺すよ」
「いきなりヤンデレになるんじゃねえよ!つーか、目が本気になってるから怖いんだけど…」
「だって本気だもん」
「本気で俺を殺す気かよ!わかった、行くよ…」
「「やった!」」
…とまぁ、俺の命が危なかったので着いてきました、はい。だって、ミラは仮にも俺の愛人というか、奥さんなわけで、手を出すわけにも行かなかったし、仕方なく着いてきた。本当は来たくはなかったんだけどね。
けど、こうなった以上は仕方ないし、行くことにした。
…とまぁ、こんなわけで俺は千里やミラたちと海に来た。
けど、俺は泳げないから小説を読んでる。一方でミラたちは楽しそうに遊んでる。ていうか、男一人だけなのに女の輪に混ざりたくねえよ。
そういえば、さっきから悠の姿が見当たらない。あぁ、そういえば、あいつは自分の事情をみんなにまだ話してないからここにはいないんだろう。まぁ、どこかにはいるだろうから心配はないとは思うけど。
『プルルルルル…』
噂をすれば悠から電話が来た。
「はい、神門です」
「あ、徹君?あのさ、ちょっと来て欲しいんだけど」
「…どこに?」
「ホテルだよ?私の部屋の」
「あぁ…。分かった。今行くよ」
言い忘れていたけれど、これは泊りがけだ。なんで泊りがけで海に来ないといけないんだろうという不満もあったが、そういう自分勝手な感情は留めておく。
「神門!こんなとこにいないで一緒に遊ぼうよ」
ララか。さっきから俺は一人で小説を読んでいたから声を掛けられるのは仕方がないことだろうけれど、あいにく急用ができたもんでね。
「ごめん。行かないといけないところができたから無理だ」
「行かないといけないところ?それってどこ?」
「まぁ、色々とな」
俺は泳げないし、悠に呼ばれてちょうどよかったかもしれない。なんて思いつつも、悠の用事が終わったら結局ララたちと一緒に泳いだりしないといけない。
今すぐ帰りたいなんて思いながら俺は悠が待っている待ち合わせ場所に向かっていった。




