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伽藍堂の勇者  作者: 不落八十八
序章「在りし日の勇者」
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なろうコン大賞用の一章のあらすじ。

これはなろうコン大賞用に書いた一章のあらすじです。

初見の方は飛ばしてお読みください。


 アルカナと呼ばれし剣と魔法の世界は、激変の一途を辿っていた。

 数百年に一度の確率で出現する魔王の進撃により、人類の二割を切った佳境の中、魔法都市アルカディアで火、水、風の巫女三人による勇者召喚の儀式が行われた。

 魔王を倒す者を召喚する博打めいた儀式により、異世界の天界と魔界を統べる第六天魔王ノブナガ・オダ、異世界の天界の守護天使である清錬の勇者アーサー・ペンドラゴン、先代魔王を討伐した太古の大英雄にして国と仲間に裏切られた直後の勇者アサギ・イオリ(朝霧庵)が召喚された。

 アサギだけが以前召喚された場所の真上に位置する森林の砦前に召喚され、アルカディアを侵攻する直前の魔王軍の城壁破壊部隊に怒りの矛先を向け、魔力を用いた絶技により殲滅。魔力を枯渇する寸前のアサギは合流した風の巫女ウィンクルに自身を任せて眠りについた。

 二日後、魔剣と化した聖剣を浄化する程に純粋無垢な心を持つウィンクルに、アサギは彼女ならば自分を裏切らないだろうと心を開く事にした。

 此方の世界で初めて勇者としてではなく一人の人間として心配してくれたウィンクルにアサギは惹かれ始め、勇者たちを歓迎する宴の際にアサギの過去を知り、ウィンクルもまた傷付いたアサギの支えになりたいと思い始める。

 翌日、酒の席で交わしたノブナガとの約束により、アーサーはアサギに早朝模擬戦を挑むが完敗。己の驕りに気付いたアーサーはアサギの強さを認め、清々しい顔で悔しさを口にした。

 軍議にて占領された大国奪還による人類の反撃を検討する中、ウィンクルの従姉を救うという理由で、南の魔法都市アルカンシェル救援にあっさりと掌を返したアサギが向かう事に急遽決定。魔王軍の殲滅部隊との決戦が半刻を切ったアルカンシェル防衛軍は、アサギの救援が間に合い助かり、一人で数千の魔族を屠る勇者の強さを目撃する事となった。


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