↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ある兵士の戦争  作者: iLL
ある兵士の潜入
67/115

決断

「妾が決めなくてはならないのか」

「だろうなこの中で一番偉いんだし」

「そうか妾か」

 シルビア王女は悩んでいる。こう言うことは即決めた方がいいのだろうが、決め方なんて人それぞれだ。

「どうすれば、どうすればいいのじゃ」

「ナカイさん少しいいですか」

「何ですかね」

 メイドのマージさんから話し掛けられる。

「シルビア王女はこのような大きな決断したことないんですよ、それどころか王女としての仕事だって今回の和平交渉が初なんですよ。ですからナカイさんが決めてください」

「俺が決める、無理無理今の俺は傭兵だし、決めるとしたらクリスだろうよ」

「騎士団に王女の代わりに決定することはできません、それがこの国での決まりなので、傭兵であるあなたに聞いてるんです」

「なんだよその規則、と言うか今はそんな規則に縛られてる場合じゃ」

「ですからあなたに決めてもらおうとしてるんです、こんな事態じゃなかったらあなたになんて頼りませんよ」

「……分かったよ、チバ状況は」

「えっと本隊が出てってるので防衛部隊が少数いるだけみたいですね」

「被害出さないためには潜入したいよね」

「そうなると囮だしつつ少数で忍び込む形に」

「なら俺とサトウで行くか、で残りは囮と通信の確保、案内を頼むか」

「そうですね」

「サトウもいいか」

「了解っす」

 ひとまず作戦が纏まり、王女に提案として伝える。

「のうそのとき妾は何をしてるのじゃ」

「ここで待機しててください」

「そうですよ、王女は危険なことをする必要はありません」

「じゃが」

 王女が何かを決意する。

「ナカイの作戦で行くのじゃ、じゃが妾もついてくぞ」

「さっきも言ったように、王女がそんな危険なことをする必要はありません」

「妾が行かないとダメなのじゃ」

 王女が叫ぶ。

「妾が直接いって第1騎士団を指揮している兄上と話をするのじゃ」

「あれ、今回は国王が」

「国王が指揮してるのは親衛隊のみでそれ以外はヘルムート王子が指揮してます」

「ならなんで王都に」

「兄上は王都から指揮とってるのじゃ、だからそちらに行くのじゃ」

「すまない、頭を冷やしてきた」

 クリスが戻ってきた、これで今いる全員が揃った。

「みんな聞くのじゃ、妾はナカイと一緒に王都に忍び込むのじゃ」

「りょ、えっ俺も」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。