尋問
「ナカイさん捕まりました」
「そこ無駄口を叩くな」
膝をつき頭に手を置いた状態で横一列に並ばされている。その前にはクリスが後ろにはカミラがいてどちらも剣を抜いている。
「さてと、何者だ貴様らは」
「傭兵です」
「じゃあなぜラジオで貴様らは他国の軍に所属していることになっているんだ」
ラジオでばれていた、隠し通せる自信はない。ついでに言えば懐柔できそうにもなさそうだ。
「………はぁ傭兵じゃなくてただの軍人だ」
「では聞こう、何のために身分を偽り侵入した」
「任務だ」
「だろうな、では目的はなんだ、シルビア王女の暗殺かそれともあれか国家の転覆でも狙っているのか」
「目的は………」
思い返すが傭兵として潜入としかなかった、つまり目的はないに等しい、と言うかない。
「ない」
「ふざけているのか」
「ふざけてねぇよ、暗殺するのが目的ならもっとうまくやるわ。あんなに大規模になるまでやるかよ、しかも失敗してるし」
「黙れ」
殴られる。
「誰がそんなこと信じられるか、正直に話せさもなくば仲間の1人とここで永遠に別れないといけないな」
「正直に言ってるよ、こっちは」
「ならなんだ貴様の軍では傭兵として潜入することが休暇とでも言いたいのか」
今さらではあるが他人に言われると怪しいとしか言いようがなかった。
「それともあれか、貴様の国は貴様らが死んだと思ったのか支援のために、新兵器を我が国に格安で売ることを決意したようだ、その礎にするつもりでもあったのか」
「……あぁなるほどなぁ」
「ついに直接殺しに来たっすか」
「あれじゃないですか、戦死してお金払うより稼げるって判断されたんじゃ」
「貴様ら勝手に話を」
「ナカイ隊長そろそろ話をやめた方が」
「いや、だってねぇ」
「おい貴様」
「はいはい黙りますよ黙ります」
「貴様ふざけているのか」
「ふざけねぇとやってられないんだよ、あんたが言ったように俺達は礎だよ礎。しかもただの金儲けのための礎だやってらんねぇよ」
「しかもナカイさん私達が来てからすぐにテロに巻き込まれるって言うのはおかしくないですか」
「そうだよな来てすぐの任務って」
「あれじゃないっすか、王女殺して世論を再戦に持ってくとか」
「ああだから反戦派の王女を」
「おい貴様ら」
「そうですよ、だま」
「証拠はあるのか」
「ない、だが状況証拠はある。まず敵はミサイルを持っていたのに王女がのっていた航空機を狙わなかったこと。地上でやるより成功率は高いと思うからな」
「なるほどな、あれほどの装備に狙われれば身動きをとれない空ではやられるかもな」
「次に4機中3機も故障すること」
「まて、貴様らの機体も故障したのか」
「システム面が全面的に」
「時限式のプラグラムのようでしたね」
「さすがに整備後の機体を受け取ったから整備不良は疑いたくないが」
「そんなわけがなかろう」
「だよなぁ」
「待ってください私の機体は腕が」
「なんか腕に細工されたんじゃないか」
「そんなっ」
「最後はその時限プログラムと同タイミングで白りん弾が飛んできたこと、これ確実に止め指すためだろ」
「だな、あのままなら火の海に中にいて燃え尽きていただろうな」
「リムジンは燃え尽きていたから確実に王女は」
「くそっ」
「でこれからどうするんだ」
「シルビア王女を安全であろう所、我々の基地へとつれていく、それでいいか」
「いいも悪いもよくわからないんだそっちにしたがうよ」




