それから
宇宙を漂った後、酸素量ギリギリの所で仲間に拾われ無事に生還した。そして新造艦に詰め込まれ、地表へと帰ることが出来た。生きて帰ってきたのは104機中24機、全機がボロボロであった為に宇宙に放棄されての帰還であった。宇宙の部隊が壊滅した後大反撃が行われ多くの敵部隊が投降もしくは壊滅していた。俺達は勝利したのであった。そしてそれから5ヶ月の月日がたっていた。
「ナカイ特務少尉おはようございます」
「ナカイさん寝てるとまた文句言われますよ」
「そうっすよ暇なのはわかるっすけどね」
目を覚ます。場所はいつもの小隊詰所だ、そしていつも通りの待機任務中であった。
「いやわりぃ眠くて」
地表に戻った後、チバ達と合流して新たな任務につく前に戦争が終結した。一応こちらの勝利と言う形で。だがそれに不満を持つ敵兵がゲリラ戦をしていたのだが、そんなことはお構いなしにもとの基地で、もとの任務に戻された。基地の中は新しい人が多くいて初めの内は尊敬の眼差しで見られていたのだが2ヶ月目にはそれがなくなり、3ヶ月目からはいないものとして扱われ出した。
「けど全員昇進なかったすね」
「色々と問題起こしてたからな」
その間にすべての将兵に対して最低でも1階級昇進があったのだが、俺達は敵前逃亡やら軍機密の無断使用などが功績などと相殺して罪に問わない代わりに昇進が無くなった。
「私は傭兵なので昇進はないのでは」
「そうなんだけどさ」
トワに関してだが地表に戻ってから即座にどこかに連れていかれた。そして3ヶ月後完璧に修理されて戻ってきた。その際の話をトワに聞いた所、一部の戦闘データがコピーされたことしか分からなかった。
「昇進したら給料上がってたんだろうな」
「ナカイさん毎日ここに詰めてるんで使う暇ないじゃないですか」
「そうなんだけどさ、給料上がるっていいことじゃん」
チバ、サトウは、俺たちと別れた後地表の大反撃準備のために奔走していたようだった、と言っても数日だけらしかったが。
「そういやシノダさん元気っすかね」
「元気じゃない元の部署に戻ったんだし、俺達みたいに待機任務与えられてないだろうし」
シノダは1ヶ月たった頃に命令が来て元の事務へと戻った。元々異動命令が合法ギリギリだった為に戻ることはそんなに難しくないようであった。今では事務で頑張っているだろう。
「そう言えばクマガイさんたちは」
「今頃任務してるんじゃない」
クマガイたちも生き残り帰還してゲリラ討伐の任務についたらしい。また噂なのだが、キクチとその彼女は捕まりどこかに幽閉されてしまったらしいのだが本当かどうかは分からない。
『第7小隊直ちに司令官室に来い至急だ』
「行きますか」
「「「了解」」」




