宇宙2
ミサイルを回避しつつ前進していく。
『751無事ですか』
「無事だよ、753は」
『まだ生きてますよ~』
『敵艦に接近する、全機艦に近寄れそうすりゃミサイルは飛んでこない』
『本当にそうなんですか~』
「そりゃあ味方にミサイル当てる訳にはいかないからな、けど敵もそれくらいわかってんだろうよ」
敵の戦車がこちらに向かってくる。
『敵機接近数5』
『敵機が来るぞ、パイルガンは使うなよ、格闘戦で仕留めろ』
「ああ了解、格闘戦を開始する」
『何で銃使えないんですか~』
「弾に限りがあるからだろうよ、3対5かよ」
パイルガンを腰に置き、背中に背負っているヒートスティックを装備させる。
『ここからどうすればいいんですか~』
「盾構えて近付いて武器で行動不能にさせろ」
『わかりました~』
そういうのと同時くらいに敵の弾丸が飛んでくる。それを回避する。
「くそっあってたまるかよ」
追撃に備えるが来ない。罠かもしれないが敵機に飛び込みながら、ヒートスティックを突き刺す。要するに突進だ。
「落ちろ」
突き刺さる。
『2機目撃破』
「1機撃破」
トワがいつの間にか2機撃破していたが、俺ですら簡単に仕留められる事に驚く。
「こいつら弱い、のか」
『何だこいつら弱いぞ』
『なら気にせず前に進むんだ早くしろ』
『はははははは、楽しい、愉しいな』
『死ね、死ね、死ね』
『3機目撃破』
『1機撃破しました~』
ほぼ新兵であるシノダですら撃破できているのはさすがにおかしく感じる。
『……そっ………反応…………にがし…………』
『キク…………どうする…………』
何かが混線する。
「752何か近づいたりは」
『ミサイル1発接近』
「えっ」
『反応弾がそっちに飛んで行くぞ、回避してくれ』
『こいつら囮かよ迎撃は』
『回避した方が早い』
俺もそうしようかと移動しようとする。
『ミサ………』
『避けられるかよ…………』
『ナカイさ~ん回りにミサイルが』
反応弾を囲むようにしてミサイルが放たれていたようで逃げようとした戦車がどんどんと落ちていく。
『私が』
トワ機がヒートスティックを投げつける。そしてそれが当たったのはいいが近すぎた。爆発に巻き込まれる。




