現状
クマガイ達との会話の後、メイン操舵室に集められる。そこには艦長と女性、その他各種担当の兵士、それに自分の小隊員が揃っていた。
「ナカイ特務少尉我々の呼び掛けに答えてくれて感謝する」
「礼は先程言われましたが」
「いやそれでもだ、この艦に正規の軍人が足りてなくてな、人手が必要だったのだ」
「それなんですがいったいなぜ」
「この艦は敵の襲撃にあって民間人をのせて緊急で脱出したために正規の軍人をのせていない、乗っているのは私と副官のハセベ、それにパイロットのクマガイに整備士のタドコロにその他少数だ」
「つまりその他は」
「そう民間人にやってもらっている」
「軍規などは」
「緊急事態で先伸ばしだ、今は一応現地協力者と言うことにしてるが。まあ悪いようにはしない最悪私が責任をとるつもりだ」
「そうですか」
「それで君たちには手を貸してもらいたい、君達も残存兵力合流地点に向かう予定なのだろう」
「そうなります」
「ならこの艦で送ろう、その代わり戦力の提供を」
「了解です、提供できる戦力はパイロット2、オペレーター1、ドライバー1です」
「そうかなら君たちの小隊はそのままで運営して欲しい、必要なものはあれば与えよう、またオペレーターはここで仕事をしてくれ」
「あの俺はどうすればいいっすか」
「サトウ、雑務頼む」
「雑務っすか、仕方ないっすね、了解したっす」
これである程度は決まり解散が言い渡される。そこで艦長の脇にいる女性が話す。
「副官のハセベです、あのそちらの女性は」
トワを見て話している。
「傭兵のトワですがなにか」
「そう……ですか」
説明したいが説明したら色々とめんどくさいので放置する。
「それとだが民間人が多いため色々と困ることがあるだろうが困ったときは気にせず話してくれ」
「了解、チバここは頼む」
「わかってます、けどカンニングペーパーさんとタドコロさんもいるんですよね」
「いるなぁ」
「なら安心ですね成績優秀な2人ですし」
「だよなぁ、機体の整備行ってくる」
「わかった、後識別番号は」
「変更なしで」
「了解」
「ナカイ特務少尉私も行きます」
「あの俺はどうすればいいっすか」
「……なんか適当に」
格納庫にトワと2人で行く、そこにはタドコロと言い争っている男がいた。
「おおナカイいいところに、こいつ頼む」
「いや頼むって」
「そしてトワさんまだ整備の途中なので手伝いますよ」
「えっ、あっ、はい」
トワをつれてタドコロが離れていく。そして男と共にその場に残される。
「で、君誰」
「はい現地協力者のコクボです」
「それでタドコロとなに話してたんだ」
「はい僕たちの友人であるキクチの事なんですけど」
「ああアイツね」
「何でアイツばっかりが命の危機ばっかりさらさないといけないんですが」
「知るか、今来たばっかりの人にも分かりやすく説明してくれ」
「そうですよね、なら簡潔に言います、俺も戦車にのって戦えるようにしてください、お願いします」
「……それって艦長とかから許可は得たのか」
「いいえですが」
「なら許可を得てくれ、一応軍隊は上の命令で動いてるんだ俺より階級の上の人に頼め」
「ですけど俺も戦いたいんだよ、何であいつばっかり」
「それが軍だ諦めろ」
突き放す、仕方ない戦車の乗りかたなんて上手く教えられないしめんどくさい。
「なら艦長の許可を得ればいいんですね、失礼します」
コクボが去っていく。
「助かったよナカイ」
タドコロが戻ってくる。
「めんどくさいならこっちに投げるなよ、と言うか彼氏に頼めよ」
「クマガイはクマガイで忙しいの、そういえばトワってなんなの」
「俺の仲間」
「そうそれなら構わないけど、そう言えばナカイの機体だけどコックピットの前面装甲を増設したくらいだけど他に何かするかい」
「いやいいよそれだけで」
「ついでに機体色は」
「めんどくいし交換しなくていいよ」
「そうかい、ついでに中も弄ってるから装甲は落ちてるけど二式よりは動けるはず、ついでに運搬中の新兵装も使えるようにしてあるから」
「そうか、助かる」




