episode5 『察し』
episode5
『察し』
コーヒーブレイクを嗜むミストとテア、それと虎視眈々と侵略してくる魔物達。
ミゾレ「百合配信と撲殺配信……どっちがいいー?」
<百合!>
<百合に決まってるだろ!>
<ミゾレちゃんの戦闘!>
<せめて配信だけはテント内で>
ミゾレ「ストレス解消したいんで撲殺配信しまーす」
<は?>
<は>
<は??>
<は>
<おい>
<ざけんな>
<どーせ無双>
ミゾレはコメントを無視して。テントを出る。そしてテントの周囲を確認。
四方八方、魔物に囲まれてる。魔物はウサギ、イノシシ、ブタ、アライグマなどの形だ。
ミゾレ「戦闘モード、起動」
ミゾレは念じて右手に短銃、左手に刀を生成!そして短銃から黒いワイヤーを前方の魔物に射出、フックショット!
ワイヤーを必中させたら短くして急接近!魔物を刀で切り落とす!
ザンッ!
魔物はスライスになる。そしてそのまま左右に短銃を発砲!命中を確認せずに後方の木の幹にフックショット!
木へと跳躍移動を行い、ワイヤーでぶら下がるミゾレ。そしてテント先奥の魔物に刀を投擲!
ミゾレ「イェーイ!」
刀を魔物に突き刺すと同時に次々と木々へとフックショット、獣のように飛び回り、残りの魔物を索敵!そのまま落下と共にかかと落とし!
魔物は皆、一撃で葬った。
スマホは空中で踊るように撮影したが、ミゾレの手に渡る。
<パチパチパチ>
<余裕だな>
<単調。つまんね>
<もーいいよ>
<ミゾレちゃんかわいいかった>
ミゾレ「勝手にしてねー」
ミゾレはこのやり取りに慣れてるので塩対応で終わらせる。そしてテントへ。
テント内はミストとテアがコーヒーを嗜んでいる光景がそこにあった。
<本編きたー!>
<本編!>
<本編!!!>
<こいこいこい!>
<百合!>
ミゾレは呆れながらコメントを見つめている。そして質問。
ミゾレ「あのさ、ここボロテントじゃん。誰かの。野宿に使ったと思うケド……」
ミゾレ「……怪しくない?」
<怪しい?>
<え?>
<なに?>
<確かに普通、街が近ければテントなんていらなくね?>
<あー>
<それな>
ミゾレ「そうそう。つまりさー」
ミゾレ「近くにダンジョンがあるんじゃない?知らんけど」
<あ>
<あ>
<あ(察し)>
<お気づきになられましたか……>
<天才>
<ガチか>
ミゾレ「ミストとテアはここで泊まると思うけど、これまーた魔物出てくると思う」
ミゾレ「だからダンジョン攻略配信しよっかなー……って思うケド」
<なんで?>
<いいよー>
<寝配信かASMR配信してよ>
<お前ら身勝手すぎ。美少女2人が魔物に狙われるんだぞ?>
<ミゾレちゃんの好きにしなよ>
<えーじゃあもう寝ていい?>
ミゾレ「眠い人は寝なよ。日蝕(一人称)は行ってくる」
<日蝕かわいい>
<かわいい>
<かーわいいー!>
<日蝕助かる>
<もう別枠い、くわ>←いくわだとNGワードなので対策
ミゾレ「あー……じゃあ配信一旦切る。んで次枠立てるわー……バイバーイ」
episode5
END




