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サバゲー番長異星転生  作者: 龍に本
第二章 渋いR空間
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18/24

VRの衝撃

VR旅館の客室に戻ると、

飲み物が飲みたくなった。



「こういう客室冷蔵庫の、

瓶の飲み物良いんだよなあ♪」



だが栓抜きで、

いくら開けようとしても開かない…

ゲームのバグみたいに、

すり抜ける…



「まさか!?」



テーブルのお菓子包装も、

全く開かない…

むしろ食品サンプルみたく、

袋まで固い…



「これどうなってんだ!?

飲み食い出来ないぞ!?

甲ちゃん分かるか!?」



「だってここVR空間で、

お前データなんだぞ?

喉渇いたり腹減ったりしてるか?」



「してない…」



「データなんだから、

肉体的な制限、

わざわざ要らないだろ」



「確かにそうだが、

ゲームなら回復アイテムとかで、

食べ物が…」 



「サバゲーで撃たれても、

終了したら体元に戻っただろ?」



「それなら強化アイテムとか!」



「お前もう強いじゃん、

これ以上必要有るのか?」



チート無双なら良い様に感じていたが、

飲まず食わず平気て意味は、

前代未聞だ!



「もしかして寝る必要も?」



「肉体無いから無いな。


あと昼夜も四季も無い、

ずっと明るいままな。


ずっと遊べて合理的だろ?」



「マジかよ…なんか精神的に疲れる…

地球ゲームでも高度なのでは、

有る要素なのに」



日本庭園が緑豊かで夏っぽいが、

暑くなくて蝉の鳴き声無いから、

季節感無いなと思ってはいたが…


孝ちゃんは宇宙AIだから、

地球人の感覚あまり分からない様だ。



『おぉーっと!肉体無くても、

有った頃の感覚に縛られる!

貴重な地球データだね~』



再び壁がディスプレイ越しの、

触手な邪神態のクティーラ博士表示された。



「四季グラフィックは、

難しいから後回しにするけど、

その部屋の飲食物は一応飲食可能に、

設定し直しといたよ♪


細かいあじや

日の入りや星空はまだだけど、

一応空を黒くはしてあげるね!


睡眠は精神の休止モードとしても、

必要かあ…」



「博士ありがとう助かる!」



確かに袋開く様になったな…

味は…無いが、

食べれるだけかなりマシか。



「甲ちゃんお茶を…」



「うるさい何時代だと思ってる!?

お前のが近いから自分で淹れろ!

私のもな」



女だからとお茶汲みしない、

孝ちゃん服装古風でも、

ジェンダー現代的だなあ…



お茶もやはり味はせず、

甲ちゃんは「これ飲む必要有るのか?」

と疑問抱いたりと、

色々有ったが布団を敷いて就寝した。



VR空間自体が夢みたいなもんだからか、

疲れてぐっすり寝たのか、

夢は特に見なかった。



『番くん!番くん!起きて』



「むにゃむにゃ…博士?

寝起きにその触手顔はきついな…」



翌朝クティーラ博士が、

禍々しく嬉しそうに俺を起こした。



『うちのチーム初勝利貢献の御褒美に、

こっちの物理現実に出してあげる♪』



「えー!?」


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