港の魔物狩り
俺たちはスピードホースのテイムが終わるとダッシュで魔王の元に戻る。
ルナをおんぶするが、エムルがごねだした。
「僕もおんぶして欲しいんだ。ルナだけずるいよ!」
「ルナはまだレベルが上がって無いからしょうがないだろ!あんまりしつこいと置いていくぞ!」
俺は速度を上げる。
結果高速で魔王の元に着いた。
「よし、魔物の肉を出してくれ。」
前回に続き、魔王によってストレージ持ちの者がかき集められていた。
前回ウインが出した魔物の肉を受け取りきれなかったのだ。
ウインのおかげで、解体場はフル稼働し、魔物の肉は燻製へと加工されていた。
「だすぞ。」
大量の肉がストレージから吐き出され、みんなは作業に追われていた。
俺は魔王が前に書いた紙を取り出した。
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解決したい問題点一覧
・スピードホースのテイム
・ディアブロ王国の港を復興したい
・ディアブロ王国南の魔の森を開拓して農地を作りたい。
・ディアブロ王国の株式をだれも買ってくれない。
・薬草を売ってほしい
・オガが教育している訓練者を手伝ってほしい。
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「これで馬と、薬草売るのと、株式の件は解決したんじゃないか?」
「ああ、ただ馬ではなくスピードホースだ。」
俺は紙を書き直した。
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解決したい問題点一覧
・ディアブロ王国の港を復興したい
・ディアブロ王国南の魔の森を開拓して農地を作りたい。
・オガが教育している訓練者を手伝ってほしい。
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「この港を復興ってのは?港のことは良く分からないんだが?」
「港はかなり昔にあったものだ。ウインが生まれる前の話だ。国の北西の方にあったが、今はだれも住んでいない。」
港があった場所はディアブロ王国の領土の外に位置している。
魔物が多くいそうだな。魔物を倒しているだけで時間が過ぎてしまいそうだ。
「これを復興となると俺たちだけじゃ無理だぞ。人は出せるのか?」
「四天王と工兵を100人ほどを出す。魔物の処理が落ち着いたら追加でもっと出す予定だ。」
「うん、ルナのレベル上げにも良いし、次はこれにしたい。」
「分かった。セイラを引き連れて魔物を倒しておいて欲しい。残りは後で合流させる。」
魔王はウインが待つのを嫌いなことをわかっていた。
最近では次何をすれば良いかを言えるよう準備してあったのだ。
ディアブロ国内を出るまではすんなりと進むことが出来た。ウイン一行が魔物を狩りまくっていたからだ。
「国を出てから魔物の数が多いわね。」
「ちょうどいいな。ここでルナのレベルを100にしよう。魔物呼び!」
大量のスケルトンが出てきた。
ルナは全力で突撃した。
スケルトンはボロボロの剣を持っており、ルナを攻撃しようとするが、動きが遅く、単調な為、ルナはスケルトンを何度も斬り刻んでいった。
「ルナ様、ウイン様のようですね。」
ルナが突撃する様子を見て、セイラがつぶやいた。
「うーん、突撃してもらってるんだ。俺に似てるってより、俺の指示だな。」
「そういう事ですか。」
「ルナ様がボロボロになっているのですが、大丈夫でしょうか?」
「苦しいと思う。ただ、レベル100になれば一気に楽になるから、ここは頑張ってもらう。」
「レベル99です!」
「あと少しじゃないか。今日は少し長めに休まないかい?」
「大丈夫です!あと少し、あと少しなんです。」
港
「ここが港?」
「廃墟だな。」
どこから手を付けるか・・・・
「とりあえず、キャンプハウス!キャンプハウス!キャンプハウス!」
俺は大きめのログハウスを3つ作った。
本当はもっと作りたかったが、MP切れだ。
「ルナ、すまないが今日は休もう。明日からにしたい。」
俺はわざとMPを使い果たした。ルナを休憩させるためだ。
「追加の人材を1000人以上用意したいんだ。道とこの街の開拓両方を同時に進めるよ。」
「私が連絡してきます。」
セイラは街へと戻っていった。
「エムルってセイラと同じ偉さになったんじゃないのか?」
「そうだけどどうしたんだい?」
「いまだにエムル様って言ってるし、エムル何かしたのか?」
「何もしていないよ。きっと昔の名残だよ。」
何もしていないつもりかもしれないが、エムルは何をするかわからない怖さがある。
きっとセイラはエムルを怖がっているな。
ログハウスに入るとルナはベッドにうつぶせに寝た。」
ルナは限界になるとこの態勢になる。
「今日はケーキを食べよう。」
ルナはむくっと起きだした。
「ルナ、少し痩せてきてるぞ。食事もお菓子もたくさん食べよう。」
「そ、そうですね。疲れて痩せてしまっていました。今日は多めに食べます。」
ルナはケーキをおいしそうにし食べていた。心の余裕って大事だと思う。
次の日
港のまわりの魔物を狩ることにした
「ルナ、きついと思うけど、しばらく頑張ってもらうぞ。」
「頑張ります!」
さらに数日後
「レベル100になりました!」
ルナとベリーは泣きながら抱き合う。
「ルナ、次のジョブは決めた?」
「戦士にしようと思います。」
戦士か、エクスカリバーを使うなら、戦士だよな。
「今ジョブを戦士にしてしまおう。」
「はい!」
俺はエクスカリバーを取り出した。
「ルナ、抜いてみてほしい。」
ルナは思いっきり力を入れて鞘からエクスカリバーを抜こうとする。
「ぬ、抜けません!」
「前よりも光が強くなっているよ。抜ける日は近いんじゃないかい?」
「そうかもな。」
「今から魔物を狩りに行きましょう!」
「今日は休もう。ルナ、よく頑張ったな。これからは楽になるぞ。」
「ありがとうございます!」
ルナはまた泣き出した。
よっぽどうれしかったんだろう。
その後は到着した工兵に任せ、街道の周りの魔物も倒し、ルナのレベルは130になった。
「一旦西の町に帰ろう。」
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