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港の魔物狩り

俺たちはスピードホースのテイムが終わるとダッシュで魔王の元に戻る。

ルナをおんぶするが、エムルがごねだした。


「僕もおんぶして欲しいんだ。ルナだけずるいよ!」


「ルナはまだレベルが上がって無いからしょうがないだろ!あんまりしつこいと置いていくぞ!」

俺は速度を上げる。


結果高速で魔王の元に着いた。



「よし、魔物の肉を出してくれ。」

前回に続き、魔王によってストレージ持ちの者がかき集められていた。

前回ウインが出した魔物の肉を受け取りきれなかったのだ。

ウインのおかげで、解体場はフル稼働し、魔物の肉は燻製へと加工されていた。


「だすぞ。」


大量の肉がストレージから吐き出され、みんなは作業に追われていた。


俺は魔王が前に書いた紙を取り出した。

___________________________

解決したい問題点一覧


・スピードホースのテイム

・ディアブロ王国の港を復興したい

・ディアブロ王国南の魔の森を開拓して農地を作りたい。

・ディアブロ王国の株式をだれも買ってくれない。

・薬草を売ってほしい

・オガが教育している訓練者を手伝ってほしい。

_________________________



「これで馬と、薬草売るのと、株式の件は解決したんじゃないか?」


「ああ、ただ馬ではなくスピードホースだ。」


俺は紙を書き直した。

_________________________

解決したい問題点一覧


・ディアブロ王国の港を復興したい

・ディアブロ王国南の魔の森を開拓して農地を作りたい。

・オガが教育している訓練者を手伝ってほしい。

_________________________


「この港を復興ってのは?港のことは良く分からないんだが?」


「港はかなり昔にあったものだ。ウインが生まれる前の話だ。国の北西の方にあったが、今はだれも住んでいない。」

港があった場所はディアブロ王国の領土の外に位置している。

魔物が多くいそうだな。魔物を倒しているだけで時間が過ぎてしまいそうだ。


「これを復興となると俺たちだけじゃ無理だぞ。人は出せるのか?」


「四天王と工兵を100人ほどを出す。魔物の処理が落ち着いたら追加でもっと出す予定だ。」


「うん、ルナのレベル上げにも良いし、次はこれにしたい。」


「分かった。セイラを引き連れて魔物を倒しておいて欲しい。残りは後で合流させる。」

魔王はウインが待つのを嫌いなことをわかっていた。

最近では次何をすれば良いかを言えるよう準備してあったのだ。




ディアブロ国内を出るまではすんなりと進むことが出来た。ウイン一行が魔物を狩りまくっていたからだ。


「国を出てから魔物の数が多いわね。」


「ちょうどいいな。ここでルナのレベルを100にしよう。魔物呼び!」


大量のスケルトンが出てきた。


ルナは全力で突撃した。


スケルトンはボロボロの剣を持っており、ルナを攻撃しようとするが、動きが遅く、単調な為、ルナはスケルトンを何度も斬り刻んでいった。


「ルナ様、ウイン様のようですね。」

ルナが突撃する様子を見て、セイラがつぶやいた。


「うーん、突撃してもらってるんだ。俺に似てるってより、俺の指示だな。」


「そういう事ですか。」





「ルナ様がボロボロになっているのですが、大丈夫でしょうか?」


「苦しいと思う。ただ、レベル100になれば一気に楽になるから、ここは頑張ってもらう。」


「レベル99です!」


「あと少しじゃないか。今日は少し長めに休まないかい?」


「大丈夫です!あと少し、あと少しなんです。」





港


「ここが港?」


「廃墟だな。」

どこから手を付けるか・・・・



「とりあえず、キャンプハウス!キャンプハウス!キャンプハウス!」

俺は大きめのログハウスを3つ作った。

本当はもっと作りたかったが、MP切れだ。


「ルナ、すまないが今日は休もう。明日からにしたい。」

俺はわざとMPを使い果たした。ルナを休憩させるためだ。



「追加の人材を1000人以上用意したいんだ。道とこの街の開拓両方を同時に進めるよ。」


「私が連絡してきます。」


セイラは街へと戻っていった。


「エムルってセイラと同じ偉さになったんじゃないのか?」


「そうだけどどうしたんだい?」


「いまだにエムル様って言ってるし、エムル何かしたのか?」


「何もしていないよ。きっと昔の名残だよ。」

何もしていないつもりかもしれないが、エムルは何をするかわからない怖さがある。

きっとセイラはエムルを怖がっているな。



ログハウスに入るとルナはベッドにうつぶせに寝た。」

ルナは限界になるとこの態勢になる。


「今日はケーキを食べよう。」


ルナはむくっと起きだした。


「ルナ、少し痩せてきてるぞ。食事もお菓子もたくさん食べよう。」


「そ、そうですね。疲れて痩せてしまっていました。今日は多めに食べます。」

ルナはケーキをおいしそうにし食べていた。心の余裕って大事だと思う。





次の日


港のまわりの魔物を狩ることにした


「ルナ、きついと思うけど、しばらく頑張ってもらうぞ。」


「頑張ります!」



さらに数日後


「レベル100になりました!」


ルナとベリーは泣きながら抱き合う。


「ルナ、次のジョブは決めた?」


「戦士にしようと思います。」

戦士か、エクスカリバーを使うなら、戦士だよな。


「今ジョブを戦士にしてしまおう。」


「はい!」



俺はエクスカリバーを取り出した。

「ルナ、抜いてみてほしい。」


ルナは思いっきり力を入れて鞘からエクスカリバーを抜こうとする。

「ぬ、抜けません!」


「前よりも光が強くなっているよ。抜ける日は近いんじゃないかい?」


「そうかもな。」


「今から魔物を狩りに行きましょう!」


「今日は休もう。ルナ、よく頑張ったな。これからは楽になるぞ。」


「ありがとうございます!」

ルナはまた泣き出した。

よっぽどうれしかったんだろう。




その後は到着した工兵に任せ、街道の周りの魔物も倒し、ルナのレベルは130になった。


「一旦西の町に帰ろう。」



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