魔獣(ビースト)の驚異
その頃ーー赤坂と謎の男は敵陣を振り切って先に進んでいたーー
ミサイル、銃弾が飛び交う中何故かジャストスマイルで走っている謎の男ーー
今すぐぶん殴りたい、そう思っているとーー
機械人が飛び降りてきてパンチをする
地面がめくり上がり地面に突き刺さったような一撃に気を取られていると次々に現れる敵ーー
「ふははははははははは」
突然笑い出す謎の男ーーそして剣を抜くーー
「お前ら死ぬ覚悟できてんだよなーー?」
地下5階、アクア達は広ロケた場所に出て立ち尽くしていた
そう目の前にいたのは魔獣それもかなり大きい
攻撃を仕掛けるものの歯が立たず、小隆太と朝比奈そして(小)アクアがやられて次々倒れていく中ーー
アクアと白雪だけ立ち上り魔獣を睨みつける
「くっ……力が吸い取られていく……なんだあの……魔獣は……これじゃたおすのが難しい」
「まだ……諦めるわけには……!」
どんどん迫り来る魔獣ーー
無数の切り刻む技をしても効果があまりない
そう思った、アクアは魔獣の足元に魔方陣を貼りめくらせて放つ
「火炎発火」
地面から火柱が舞い上がりそして爆発したーー
たが、尻尾で弾き飛ばされたアクア
「魔法バリア……なら技で!」
剣を構えて間合いを詰めて行く白雪、魔獣の攻撃を的確にかわしてスキが現れた瞬間放つ
「ーー八型気流霜栓!」
八つの斬撃を切りつけて弾き飛ばすーー
魔獣は壁に激突するその追い打ちをしようとした瞬間魔獣の爪の攻撃にあたり地面に叩きつけられた
「物理……!私ならあの技しかない」
アクアは剣を2本持ち走り出すーー魔獣は容赦ない攻撃を仕掛けてくるがはじき飛ばしたり切り捨てながら間合いを詰め寄せて呟く
「リーバ、フルカリバーエンド」
高速の斬撃を切り刻むーー
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
その速度は段々上がってゆき目に見えない速さで切り刻む
魔獣は、怯むことはなく反撃に出ようとした瞬間魔獣の一部が吹っ飛んだーー
スピンをしながら回転してそして左上を切り上げた時、同時に飛びそして右手の剣を投げ飛ばし魔獣に突き刺して左手の剣て空中回転しながら切り落としそして着陸した瞬間魔獣に突き刺さっていた剣を手に持ち突き飛ばしたかの様に敵が吹っ飛び回る
「はぁっ……はぁっ……お兄ちゃんに教わってよかったよ……」
「みごとでしたよ……」
「白雪ちゃん……大丈夫?」
ふらつきながら歩く白雪の姿、それを見てアクアは白雪の腕をつかみ肩を寄せる
「えっ……私……大丈夫ですよ?」
「無理しちゃダメだよ……顔色良くないし……早く安全なエリアをーー!?」
なんと切り捨てたはずの部分が魔獣と一体化になった、そしてまた動き出すーー
驚愕なことに驚きを隠せない2人、傷口がなかったかのように消えているーー
「なっ……普通ならありえないよ……死んでもおかしくないはずなのにどうして……」
「わかりませんが……これは実験された魔獣ではありませんか?」
「そのまさか……お兄ちゃんとは連絡取れないし……どうしたらいいんだろ……?」
突然小隆太がふらつきながら起き上がった
血を額から流し、面と向かって歩くーー
だが、二人から感じ取れたのがーー
「小隆太さん?」
「いつもと雰囲気が違う……」
そう、いつもと違って殺気がとんでもなく出ていた
しかもどこから現れたかわからない大剣を左手に持ち引きずりながら歩く
「てめぇ……俺の前いた仲間の敵……取らせてもらうぜ」
とっさに走り出す小隆太ーー
いつもと違って動きが早く切りつけも早い
むしろ感じられるのが、魔獣に対する「恨み」だった
その光景を、朝比奈は横になったまま呟くーー
「小隆太……まだアンタは……恨みに持っていたッスね……」
「朝比奈さん、まだ大丈夫ですか?」
「嫌、もう無理っす……魔力が尽きかけてるんっすよ……」
「所で……彼は何があったんですか?」
「さぁ、僕にも教えてくれないっすよ……」
牙を向くような、一撃それを振り払う魔獣
攻防が繰り返されていたーー
「意思を感じるね……ああなったら止められない……」
「強さは時に周りを救えないことがあるっす……小隆太はそれを何倍も知ってるッス……」
「何となくその言葉の意味わかりますね……弱くても強くても守れないものがある……」
油断も好きも与えない小隆太ーー
切り落としてもなおすぐ元に戻る魔獣
「負けねぇ……お前がいくら戻通りになっても切り刻んでやるよーーこの大剣でな!!」
押してるようだが気がかりなのは魔獣が何故か攻撃をせず受けてるようだ……これはまるで力を貯めてるようにも伺える
「小隆太離れてくださいーー!!」
鋭い爪が振り落とされ転がる小隆太ーー
だが立ち上がる、もはや動ける体ではない
「まだ、……終わっちゃいねぇ……」
剣を構えるのがやっと、そして魔獣の追撃を受けてしまい倒れ込む小隆太ーー
「くっ……魔力が……つかえないよ」
「体が……」
重力なのかわからないが動けない……小隆太は立ち上がることさえできないーー
踏みつけられそうになりかけた時ーー
天井からヒビが入り、魔獣の何者かが頭上に剣を突き刺して技を唱える
「雷神の感電包囲!」
バリバリ音を立てて全身を青白い雷が魔獣の体をかけめくるーー
「誰だ俺を呼んた奴は?」
「あっぶねぇだろ、オッサン!?」
「機械的にはいい充電でしたがね」
「オメェは黙ってろ機械人!」
突如現れた謎の人たちに呆然と立ち尽くす2人
そして白雪は、赤坂の存在に気づく
朝比奈は、少し苦笑いを浮かべてつぶやく
「人々のピンチに必ず駆けつける奴……確かアーディレント……」
「おや?スパイとそこに血だらけで横たわってる奴はもしや……民警の方々?」
「気のせいっすよ……それより魔獣の頭から避けた方がいいっすよ」
感電してもなおかつ動く魔獣ーー
打つ手はあるのか?




