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よつくに物語  作者: 青い鳥
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はじまり

「あら、あなた。今日はお付きでしょう?」

「そんなひどいこと言わないでちょうだい、ちょっとの休憩くらいさせてよ」

「大丈夫よ、泣くのに必死で気付いちゃいないわよ」

「…もう、しょうがないわね」

「はぁ、あの泣き虫姫様が泣く度に吹雪が強くなるばかりか、部屋中まで真っ白けよ」

「まぁ、流石に私たちでもあの寒さは参っちゃうわよね」

おしゃべり妖精たちが溜め息をついた。

僕はそっとココアの入ったクルミの器を差し出して、

「僕にもそのお話を聞かせておくれよ」

と、言ったのさ。



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