第九話 酔っ払いおとり作戦
そのころ新大久保研究所ではワルイダーへの対策会議が行われていた
新聞で見たけど、最近自転車事故が多いらしいな。
なんか接触して転ばされることが多いという事だけど、どうも同じやつが犯人らしい。
特に酔っ払い運転で吹っ飛ばされることが多いようだ。
いま考えられる犯人はゲポゲポ団かワルイダーだ。
ゲポゲポ団がやったとは考えにくいけどな。
じゃあワルイダーか。
パワー的にも1人で人が乗ってる自転車を遠くまで吹っ飛ばして、すぐ逃走するというとワルイダーが当てはまる。
でもやつはなんでそんな事するんだ?
それだけのパワーで悪いことをするならもっと違うことをしそうなものだ。
俺達はまだワルイダーに会ったことが無い。
一度、ワルイダーに会ってみないことには分からないな。
どうする?こっちも人数少ないし、またおとり作戦か?
酔っ払い運転のマネってどうすりゃいいんだ。
ホントに一杯飲んで走るのか。
それじゃこっちが逮捕されるよ。
警察にはただでさえいい目で見られてないんだ。
ワンカップか缶ビールでも持って、よたよた走ればそれらしく見えないか。
うん、それでいこう。
次の日、ノロイダーの秘策? 酔っ払いおとり作戦が開始される
夕暮れの細道 いるのは通行人の女性1人と、よたよた走っている自転車だけだ
(女性の前にいきなり) ゲポゲポ~ゲポゲポ~
しまったゲポゲポ団の連中が先に来やがった。
「ヤーッ!お前ら許さない!」(どこからともなくワルイダーが現れる)
お前がワルイダーか。悪い事する者どうし、お前もゲポゲポ団に手を貸さないか。
「私はお前らのような卑怯な連中が大嫌いだ。どっからでも来い。」
何を偉そうに。こんなやつはやっちまえ!
おい、割り込むぞ。とりゃー、ノロイダー参上。
チッ、ちょっと予定外だった。撤退するぞ ゲポゲポ~
ワルイダー、初めて会うな。
なんでお前は自転車をふっとばすとか、かたよった悪いことをするんだ。
「そんなの知ったことか。何にしろ俺の邪魔をするなら関係なくぶっ飛ばすぞ。」
修行院の院長はどうしたんだ。何か知ってないか。
「院長なら、西中野病院に入院している。
ノロイダラス光線の爆発を受けて気を失ったままだ。
ノロイダー、特にお前らとやりあう気はない。
邪魔しないでくれ。(御免)」




