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不思議な出会い

いよいよ邂逅。


最後まで読んで頂ける事を願っております。

それではお楽しみ下さい。

何度も言うが、僕は極めて普通な高校生だ。


いや、だった、と言った方がいいかもしれない。



僕の趣味は読書と音楽鑑賞、それと人間観察と散歩だ。


以前それを友人に教えたときは本当に同級生かと言われてしまったが。


まぁ確かに上にあげた趣味の中でも後の二つは年頃の高校生としては珍しいかもしれない。


ただ、僕は休日は一人でいることの方が多い。


だから僕はいつものように、もう夏も過ぎて涼しくなってきた外を、正確には近所の図書館へ向かう道を、片耳にイヤホンをつけ、音楽を聞きながら一人で歩いていた。


今日はどんな本を読もうか、久々にファンタジー物でも読むかと思っていた。



その矢先



「―――」


「…ん?」


後ろから、何かが聞こえた…気がした。



…カッ、カッ、トントン、カッ、トン

例えば、傘を地面に突いて歩いているような。


しかし、



「今日はよく晴れてるしなぁ…日傘かな?」


確かに今日は天気予報でもどこも快晴の報せを告げていた。

しかし日傘ならば差していなければ意味が無い。

雨が降るということもなさそうな天候で普通の傘を持っているというのもおかしいとまでは言わないが、不便だろう。


そう思い、というか気になり、後ろをチラっと振り返ってみた。


そこには、



「~~♪」


楽しそうに鼻歌交じりに歩いている女の子が一人いた。

その右手には、白杖が、握られていた。


白杖。即ち、 視覚障害者が歩行の際に前方の路面を触擦して使用する白い杖である。(某サイトより)


簡単に言えば、目の不自由な人が持っている白い杖のことだ。


だから僕は


(あぁ、この女の子は目が見えないのか、可哀想だな、歩くのも大変だろうに…)


と、そんな思いを抱いていた。


しかし、その後、僕はちょっとした事で驚かされる事になる。


それはほんの少しの親切心からだった。

…下心がなかったといえば嘘になるかもしれない。


彼女は左肩から手提げを提げていた。だからそれを持ってあげようと思ったのだ。

当然、話しかけようとした。


「…えっ?」


僕は話しかける寸前、驚いた。


彼女は、イヤホンをしていたのだ。


別に、女の子がイヤホンで音楽を聞きながら歩いている。

そこについては、何も不思議じゃないし、よく見る光景だろう。


だけど思い出してほしい。彼女は白杖をついていた。つまり目が見えていないのに、イヤホンで音楽を聞いているのだ。


良く分からないと言う人は実際に家の中とかでやってみてほしい。目隠しをし、音楽を聞きながら歩いてみる。

するととても怖いはずだ、家の中とはいえ、周りの情報を知る手段が触れることしかないのだから。這うような歩き方になるかもしれない。



しかし、彼女は鼻歌交じりに歩いていたのだ。


(まさか、見えているのかな?)

と思ったが、それでは白杖をついている理由がわからない。


もう僕は好奇心を抑えられなかった。


「あの、すいません!」


「~♪、ん?」

彼女はイヤホンを外し、


「はい、私、ですか?」



そして、彼女は顔をあげた。


僕は10秒ほど、固まっていたように思えた。


なぜなら、彼女は絶世の美少女と呼んでも差し支えないほどの可憐さ、わかりやすく言えば僕の超タイプだった。



「あ、す、すいません、白杖をついていらっしゃったので、よかったらその手提げ、持ちましょうか?」


我ながら初対面の女の子によく話しかけれたものだと、後になって思う。


「ほ、本当ですか?ありがとうございます!

じゃあ、お言葉に甘えて…」


「いえ、僕でよければいつでも!」


普段なかなか女子と会話をしない弊害がこんなところに来るとは思わなかった…

もっと経験を積んでおくべきだった。


そして、


これが、僕と彼女の出会いだった。


まさか、彼女とこれ以降に関わりを持つ事になるとは、この時の僕には知る由もなかった。

思ったのですが、自分の書き方が悪いのですが物語がなかなか進みませんね、どうしたものか。


次回は出会いの続きからになるでしょうかね。

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