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出会っちゃった

さて出会いの続きですね。

書いていて思いましたがこんなに自然に初対面の方と話せるものなのですかね?私は到底無理でしょうが…


最後まで読んで頂ければ幸いです。

それではお楽しみ下さい。

………


「ちょっと重くないですか?大丈夫ですか?」



「いえいえ、これくらいなんともないですよ。

それより、今からどちらへ? 」


「家に帰るところだったんです。

さっきは、恥ずかしいところを見られてしまって…」




さっきというのは、鼻歌交じりに歩いていた時のことだろうか。



「いや、こっちこそ急に話しかけてしまってすみませんでした。

歌、お上手でしたよ。」



…我ながら性格が悪いとは思う。しかし彼女を見ていると、不思議と親近感が湧くのだ。

多少の軽口をたたいてしまうほどには。



「恥ずかしいなぁ…

耳は、いいんですよ、音楽も好きですし。

そうだ、貴方の名前は…?」



「あぁ、すいません、僕は九重。九重 静といいます。数字の九に重いという字を書いてここのえと読みます。名前の静は静かという字です。よく友人には、名は体を表すとはこういうことか、と言われますよ」



「九重さんですか、改めてありがとうございます、九重さん。私の名前は六道 ひかる。よく間違えられますけどろくどう、ではなくりくどうです。

二人共名前に数字が入るなんて、珍しいですね。」



「本当ですね、友人にも名前に数字が入る人はあまりいませんし…

そうだ、今までどちらにいらしたんです?」



「病院に。目を看てもらいに行ってたんですよ。」



やはり、目は悪いようだ。ではなぜ、白杖をついていながらイヤホンなんかしていたのだろう。

白杖には、地面を叩いた時の音で路面等の情報を与える役割ももつ。

それにただ単に歩きながら音楽を聞いていると注意が散漫になることもある。ましてや自分の目が見えない事を分かっていながら、そんな危険なことをするだろうか。


僕には彼女がそんなチャレンジ精神溢れるようなタイプにはあまり見えなかった。



しかし、その理由を訊ねようとしたとき。



「もうすぐ自宅なので、もう大丈夫です。ご迷惑をおかけしました。」



「あ、そうなんですか、いえ、お力になれたのなら幸いです。お大事に。」


向こうから別れを切り出されてしまっては中々食い下がることもできない。


結局一番気になったことを聞きそびれてしまった。



「なんだったんだろうなぁ…あの人。みたとこ僕と歳は変わらないように思えたけど。にしても綺麗な人だったなぁ。いや、綺麗というよりも可愛いほうか…?どちらが正しいかなぁ…」



そんなことを思いながら、僕は改めて図書館へ向かった。

いやぁ周りくどい。


こんなペースで書いてたら結末はいつになることやら。


まるでバトル漫画のようですね(敵キャラの出現に終わりが見えない的な意味で)


次回はやっと休日も終わり学校に行きますかね。学園物なのに3話目まで一切学校にいないという…どうしたものか


ご感想お待ちしております。

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