独りぼっちじゃないってマジすか?
俺は、ななこさんが泣き終わるまで…そばにいて泣き終わった時に…一緒にお部屋に戻るのだった……
戻ってる途中にななこさんが……
「ねぇ健人…」
「ん?どうしました?」
「明日になれば…健人は1人になるけど…あたしはずっと健人のこと思ってるから!だから……」
俺は、言葉が詰まってまた泣き出しそうなななこさんに……
「わかってます!大丈夫っすよ俺なら!」
そんな俺を見て、ななこさんが安心した表情で……
「良かった…」
「あと、ななこさん!もう泣いちゃダメっすよ?泣いてるななこさんちょっとブスだったんで!」
「はは、殺していい?」
「すいません…」
俺たちはチューリップ組のお部屋に戻って…帰る準備をして、家に帰ったのだった……
その後冴島家の夕食の頃……
「ねぇ見て見て!健人可愛いでしょ!」
「ママばっかりずるい!パパも見たかった〜」
「私も見たかった…でも健人実物いるから大丈夫♡」
最悪だ…いい別れ方して家で感極まりたかったのに…この人たちのせいでぶっ壊しだ……
「ほら見て、チューリップ組の皆いい笑顔よ〜」
明日行ったら、俺独りなのか……
まぁ独りは慣れてるから別にいいけど……
「え、健人?どうしたの?なんで…泣いてるの?」
え、おれ…泣いてるの……?なんで…独りは慣れてる…のに……
「どうしたの?具合でも悪いの?」
「健人…熱は無いっぽいよ……」
「ど、どうしよう…とりあえず…パパ踊ろうか?」
おれ…やっぱり、寂しいよ…
皆と一緒に前みたいにずっと居たい……
俺はずっと我慢していた涙を30分ぐらい流していた……
「ほ、ほら見てみろ…パパの踊りすごいだろ?」
「ちょっと、あなた邪魔!」
「お兄さん…邪魔だよ…」
「あ、はい…」
俺はそのまま、泣き疲れて寝てしまった……
朝になり…俺は憂鬱な気持ちで起きてしまった…
「あら、起きたの?健人」
「健人…昨日よりは大丈夫そう…」
え、大丈夫そうって…あ〜昨日いきなり泣いてしまったんだ、迷惑かけたな……
「お、起きたか!昨日より元気そうだな!もしかして、パパの踊りで元気になったのか〜」
いやそれは無い……
「それは無いでしょ」
「あのお兄さんの踊りで元気出たんなら、なんにでも元気でるよ…」
「え、言い過ぎじゃない?」
俺は、保育園に行く準備をした後…家を出て保育園に出発した、いつもより車が早く感じて…
すぐに保育園に着いた……
「それじゃ先生よろしくお願いします!」
「はい、それじゃお預かりしますね!」
俺は帰りたかった、行ってみんなの顔見たくなかった……そして、チューリップ組へ着いた時…
ななこさんが目の前に居た
そこに居た、ななこさんは…
ごく普通の2歳児になっていたのだった……
「それじゃ、お外で自由行動にしまーす!みんなお外に行くよー!」
外に行ったら…チューリップ組とバラ組とさくら組の全員が遊び始めた…俺は花壇の所に座って眺めていたその時だった……
「ねね、あちょぼ、」
ななこさんが、俺に寄ってきて何か言って来た……
あちょぼ…?遊ぼって言いたいのかな…?
「けんちょ、あちょぼ、」
え、今健人って…そんな訳ないか…
(あたしはずっと健人のこと思ってるから!)
俺は昨日、ななこさんに言われた事を思い出した…そんな訳ないって思いながらも、何故か俺は嬉しくて…涙が出てきて…俺はななこさんを見ながら口を開いた……
「うん、あそぶ…」
「ないてる?」
「ううん!」
みんなが変わったとしても…みんなはみんなだから…俺は変わらず接していくと思う……
そして、年月が経ち
4年後の3月31日…卒園式当日にて……
「健人〜?もうそろそろ始まるけど…」
誰かの声が聞こえる……ななこか?
「健人!起きなさいよ!」
これは…かおりの声…
「しょうがない、この可憐な俺様が起こしてやろう!」
こいつは…誰だ?居たか?可憐なやつなんて……
と思って目を開けると……
「あ、やっと起きた!」
「ななこちゃんが、何回も起こしたんだからね!」
「この俺様のおかげで起きれたようだな!」
「そうだ!俺卒園式は?」
「まだ、始まってないわよ!ってかすごい気持ちよさそうに寝てたわね?」
そっか……もうすぐ卒園なのか…
次回へ続く!
最後まで見て頂き本当にありがとうございます!
健人は独りぼっちだと思っていた…その時前世の記憶を全て失ったななこさんがやってきて、あそぼと言ってきた……俺は立ち直れていなかったが、前世の記憶が消える前のななこさんの一言で、立ち直れてみんなと遊ぶ健人であった……そして次回『変わらない皆と卒園式』お楽しみにって…変わらない?!
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