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クロシロ  作者: きらら
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この春、俺は、魔法学校に入学した。

この国のほとんどの人間は魔法が使える。

使えないのは、他国の人間の血が混じった混血児くらいだ。

魔力量は、髪の色が白に近ければ近いほど多いと言われている。

でも俺の髪は真っ黒で、魔力なんてあるはずがない。

きっと、俺も混血児なんだろう。

それなら、なんで魔法学校に?って感じだよな。俺もそうだったし。

なんか知らんが俺の歌う歌には魔力がこもっていて、回復効果やら補助効果やらがあるらしい。でも、魔力なんてないから魔法は使えない。魔法学校なんか入る意味あんのかねぇ?



あいつを見つけた。

白い髪の小さなアリア。

また無口キャラかよ。

話しかけた?いや。俺の髪は真っ黒。あいつは真っ白。周りが許さねぇんだよ。俺と話すだけであいつの魔力量が減るんだと。

魔力さえあれば、だいたいの魔法は使えるんだ。だから、この世界では魔力量がいや、髪の色が白ければ白いほど重宝され、特別待遇を受ける。あいつも、俺らと一緒の授業じゃなく、もっと高度な授業を受けているらしい。

まぁ、俺には関係ないけどな。


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