十四話 試験終了
ボム・リトカラハク。
本来であればCランク冒険者の中級帯に居てもおかしくない実力の持ち主。
イラミジャーの街は魔物のレベルも低く、それに伴い冒険者の質も低い。
ゴロツキ外れのもの達の吹き溜まり、それがこの地の住民が冒険者たちへ抱く評価だ。
そんなこの街において彼の実力は圧倒的であり、異質でもあった。
基本的に低ランクの依頼しか無いため達成報酬も少なく、冒険者としての地位も上げにくいこの地で、彼ほどの実力のある冒険者が活動拠点とするのは本来デメリットでしかないのだ。
では何故彼が拠点を移さず、この地に留まり続けるのか。
それは彼が生来、他人を見下すことを生きる喜びとし、見下されることが我慢ならない人物だからである。
彼の実力は確かに高い。
自身のレベルこそエリウ・ウォーカーに劣るものの、職業レベルの合計では上回っている。
しかし、アーカリヤ王国の中心都市など魔物のレベルが高い街であれば、彼よりも上の実力者は幾らでもいる。
冒険者の質が高い街では彼もまた、平凡な一冒険者に成り下がるのだ。
彼にとってそれは何よりも許せないことだった。
しかし、その平凡という肩書きを覆すほどの天才性も、努力の勤続性もないことを早々に悟った彼は、合法的に自分よりも下のものをいたぶれるという理由から敢えてランク昇格を拒み、こうして冒険者のレベルの低い街に居座る。
彼は自らがヒエラルキーの中間層であると理解している。
故に自らの周りを自分より劣る者で固め、今日もこの街でお山の大将として君臨する。
そのはずだった。
たった一つ、言葉を間違えさえしなければ。
「ブチコロシテヤル」
ボム・リトカラハクは明らかに目の前の敵の気配が変わったのを感じていた。
目の前の男。
男と言うことすら言い難い、見るからに十代前半の少年。
剣を振るえるかすら怪しいほどの小柄な体躯だ。
Eランクとはいえ、今までいくつかの修羅場をくぐってきた。
だからこそ、この辺境の地に集まる冒険者の上に立ち、見下すための力を持っている。
相手の力量を測り兼ねることなどまずない。
経験値が違うはずだ、事実先程まで目の前の子どもにそれを感じるほどの気配は無かった。
しかし、次の少年の行動は彼の経験則の全てが間違っているのを理解させた。
「チィッ!」
予期せぬ瞬発力と行動に、反応が遅れるものの間一髪回避する。
避けた場所、子どもの放った拳は舞台に突き刺さっていた。
舞台にはヒビが入り、攻撃を避けたボムの所にまで広がる。
(バカな! このクソガキのどこにこんな力が!?)
見たところ魔法の類を使っている様子は無い。
それは単純な膂力でこれだけの力をこの子どもが持っていることを示している。
「コロスコロスコロスコロスコロス」
正気ではない。
怒りに任せた単調な攻撃だ。
力はあっても、速度で勝る自分が捕まるはずのない攻撃。
(なのに、何故ここまで! 俺は追い詰められている!!)
ボム・リトカラハクがただのルーキーに追い詰められることなど、この街にとって有り得ない光景だ。
周囲もこの異常事態に気づき、空気が静まり始めていく。
その困惑の視線に、ボムは気づく。
まるで、自分が今から負けるとでも予感しているギャラリーに対する苛立ちが、普段なら絶対に取らない手段を彼に取らせた。
(ふざけてんじゃねぇ! 最速で叩き潰してやる!)
「強化魔法・速度上昇!」
ボムは滅多に使わない身体速度を上げる強化魔法を発動。手数を増やし攻撃を繰り出す。
先ほども速度では若干上回っていたのを更に上げたのだ、追いつける筈がない。
「くっ、、、なぜだ! なぜ、俺の攻撃が当たらねぇ!!」
しかし、ボムの予想とは裏腹に彼の攻撃は次々と躱されていく。
まるで、闘牛の通り道を、風をはらんで翻す赤いマントのように。
「バーーカ。お前が勝手に墓穴掘ってるだけだろ」
この場面の解を知る者は、呆れて呟く。
戦場を上から見つめ、世界を上から見つめてきた神にとって、ボムの犯した選択の間違いは理解し難いものだった。
冒険者ギルド地下闘技場の大きさは三次元的な動きを全面としたボム・リトカラハクの戦闘スタイルにこの上なく向いていない。
彼が今までこの討議所で勝ち続けて来られたのは、相手を弄び、貶す際、最初の攻防で相手と立場をわからせ、あとは時間をかけてゆっくりといたぶる。
最初に真正面から格の違いを見せつけるやり方を取っていたからだ。
彼の今の攻撃は屋外で魔物相手に取るべき戦法であり、必要以上に目の前の敵を恐れて戦法を変えるという経験値の足りなさ故の失敗と言わざるを得ない。
正真正銘、ボムに出せる最速の攻撃は時間が経つにつれ、いとも簡単に避けられはじめ、遂にはカウンターまで加えられた。
「ごばぁぁっ! あぁっ」
腹に受けたカウンターで平静を欠いたボムは唯一勝る速度すらも失い、気づけば背後は壁になっていた。
圧されたのだ、この自分が。
それはつまり、自らの立場を揺るがされているのと同義だった。
この街に敵などいない自分の地位が、こんな年端もいかない子供に脅かされている。
敵がまだ圧倒的強者であったのならここで身を引き、別の街で立て直すことも考えたかも知れない。
だが、彼のプライドは少年に負けるという可能性を許さなかった。
短剣を構え、ルール違反など百も承知で殺す勢いで向かっていく。
「調子に乗るなよ!! クソガキがァァ!!!」
また彼は地雷を踏んだ。
「俺に! 『クソ』って言ってんじゃねぇぇぇ!!」
拳が顔にめり込み、意識の無い体は舞台の壁へ衝突し、糸が切れたように崩れ落ちた。
それでも怒り狂ったエリウ・ウォーカーの動きは止まらない。
既に決着はついた。が、拳はまたボム・リトカラハクの頭へ鉄槌を下そうと放たれる。
ここが戦場であったなら彼の命はなかった。
「アァァァァアア!!!!」
「そこまで」
ボム・リトカラハクの頭に再起不能は免れないであろう拳が直撃する寸前、受付嬢によりそれは止められ、闘いの終わりが宣言される。
「ボム・リトカラハク様の戦闘不能を確認しました。これにて、冒険者認定試験を終了とします」
ボム・リトカラハク、彼が築いた小さなお山は今、終わりの鐘を告げられたのだ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「はい、こちらが冒険者であることを証明するプレートです。紛失した場合はまた冒険者認定試験を受けていただく事になりますのでご注意ください」
「おぉー、ありがとうございます」
気がついたら試験は終わっていた。
最初の方にクソガキと言われたあたりは覚えてるのだが、最後に受付嬢のお姉さんに止められるまでは覚えていない。
まぁ、どうせブチギレて何もかもがパァーになったんだろうというのは周りの空気から分かるんだけど。
やっぱりまだ、「クソ」って言われると怒るのは抑えられないなぁと反省。
今回は向こうが悪いし、別に気にしてないんだけどね。
「では冒険者ギルドに所属するにあたっての禁止事項をご説明いたします。
他の冒険者が受けた依頼の妨害。冒険者プレートの売買。活動地域の法令を違反する行為。特定の国家への従属及び敵対行為。機密情報の漏洩。以上が主な禁止事項になります。これらを破った場合、冒険者プレートの剥奪と違約金が発生します。何か、ご不明な点は御座いましたか?」
「いや、大丈夫です」
要するに考えつくような悪いことはダメってことね。
言われなくてもそのぐらいわかりますよっと。
「承知いたしました。何か気になる点が御座いましたら、いつでも受付へお声かけください」
「じゃあ聞くんですけど、俺の対戦相手はどうなったんですか?」
さっきからボム・なんちゃらの姿を見ていない。
あの態度について少し文句を言ってやろうと思っていたのだが、憂さ晴らしにでも行ってしまったんだろうか。
「彼はもうこの街を出ていきましたよ」
「あれ? なんでですか?」
「冒険者認定試験において、冒険者側が敗れた場合、冒険者資格を剥奪する取り決めになっておりますので」
「へぇぇえ、そうなんですか」
「ギルドに所属する者に弱者は不要。それが我々冒険者ギルドの理念の一つですので」
そういう受付嬢の瞳からは確かに強者の雰囲気が流れている。
ひぇぇえ。
そういえばこのお姉さんも地味に俺のパンチ受け止めてたし。
冒険者ギルドというのは、ここがあれなだけで全体的に高い水準を保たれているのかもな。
「おつかれー。余裕だったねー」
ダフィがなんともまぁ、お気楽に話しかけてくる。
「言うほど余裕じゃなかったってーの。途中まで普通に負けてたし。それにしてもお前、他人事だと思ってずいぶんと呑気にしやがって。あくびこいてたの見えてたぞ」
そんでこいつは試験を受けるつもりも無さそうだし、こんなヒモと一緒なの嫌なんだけど。
「お前はこの試験受けねーのかよ? 金稼いだ方がいいんじゃねーのか?」
「えーー、ヤダよめんどくさいし。冒険者の仕事手伝うからさー、一緒に探し物手伝ってよー」
俺からしたらそれがめんどくさいんだけど。
「あのー、さっきの賭け金のことなんですけど…」
「あぁ!? あんなの無効だ無効!」
何やら口論をしているのが聞こえてきたので見てみると、さっきの試験結果を賭けていた連中だった。
どうやら先程の少女が賭け金を掠め取られそうになっているようだ。
本当に、救いようがないな。
「そんな、、それが無いと今日の生活も厳しくて…」
「うるせぇ! これ以上文句を言うと…」
「おい」
振り下ろされた拳が、女の子に当たる前に間に入って拳を受け止める。
「そのお金を彼女に渡してください。さもないと」
少し強めに受け止めた拳を握る。
握りつぶす、ほどでは無くあくまで牽制のつもりで握った。
「いだだだだだだだだだだ! 分かった! 分かったからやめてくれぇ!!」
拳を離すと金から手を離したチンピラ冒険者はスタコラサッサと逃げて行った。
ここにいる冒険者って、こんなヤツらばかりじゃないだろうな。
めちゃくちゃ不安になってきた。
「あの、これどうぞ」
女の子にお金を渡す。
女の子ではあるが、俺よりも大きい。
少し猫背気味で自信が無さそうな印象から女の子と呼ぶのがしっくりくる。
「あ、ありがとうございます」
「いえいえ、気にしないでください。当然のことをしたまでですから」
決まったー。
カッケ〜俺。
俺史上、ここまで自分のセリフを自画自賛したいと思ったことはない。
これはこの女の子もイチコロ…。
「あぁ、でもどうしよう…」
なりませんよねー。
俺のことガン無視だもの。
何がダメだったのだろうか、やはり心の底の、下心が浮き出てたのか?
でもまだだ、こんなことでへこたれる程、俺はこの世界で鍛えちゃいない。
非コミュ、非モテ、非リア。
この三つの非を、俺は今日克服する。
「どうかしたんですか? 困ってることがあるなら、良ければお力になりますよ」
如何にも人畜無害、温厚篤実を顔に作る。
事実そうなのだから何も問題は無いのだが、なるべく怖がらせないように、慎重にだ。
「さっきの人達に雑用係として雇われてたんですけど、こんなことになってしまったので明日から仕事をどうしようかと。この辺りだと中々いい仕事を探すのは難しいので」
あっちゃー。
もしかして俺余計なことやったか?
だとしたら申し訳ないなぁ。
「じゃあ、良かったらさっきの人達の代わりに俺に雇われてくれませんか?」
「え、いいんですか?」
おっと、好印象だ。
ここでの冒険者はガラが悪そうだし、俺にとっても優しそうでこの世界のことを知ってる人が手伝ってくれるのは助かる。
「はい。明日から依頼を受けようと思っているので、それに同行していただければ。雇うといっても相場がわからないので、そこら辺はまた後日相談したいんですが、大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です! でしたら明日の九時頃にこの場所に集合でいいですか?」
「分かりました、よろしくお願いします」
スムーズに決まって良かったー。
向こうからしても渡りに船って感じっぽいし、優しい人と組むことが出来て助かった。
いやぁ、中々いい方向に進んできたんじゃないのか、俺の異世界ライフ。
夢にまで見たハーレムも、きっと手の届く範囲まで来ている!
ワクワクドキドキ、ここから先は目が離せませんなぁ。
じゃあ明日に向けて今日はーー、あ。
「あのー、良ければ一泊分、お金貸してくれませんか?」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
(アハハハハハ! それにしても、最後はクソダサかったなぁ)
(うるっせぇーよ! しょうがないだろ、金なんて持ってねーんだからさ!!)
クッションの上で眠っているダフィを引きながら、目的地を探して街を散策する。
金を稼ぎに来たのに、結局借金をする羽目になってしまった。
ビシッと決めたかったのに、最後の最後でカッコよく終われない男なのさ、俺は。
(だがよー、ぶっちゃけると、さっきの女と仲良くすんのはやめた方がいいぜ)
(はぁ? なんでだよ)
今俺が引きずってるやつのことを言ってるならわかるけど、あの女の子のこととなると意味がわからない。
嫉妬か? 俺のハーレムが着々と進んでいることへの。
(人間ってやつは、肩書がそいつを決めることはなくても、肩書でそいつを決めることはあるってことよ)
なんだ? 哲学的な話か?
何言ってるのか全然わからん。
この神様の口からそんな難しい話が出るとは思えないが。
(俺の読みが外れてる線もあるがなー。要するに、ちょっとは気をつけた方がいいかもって話だ)
(へーい)
軽く聞き流しておこう。
こいつの言うことは半分冗談くらいで聞いてた方がいいのだ。
「で、これか? 宿は」
言ってはみるものの、これしかないだろう。
受付嬢におすすめされた宿だ。
看板の字が教えてもらったものと同じなので間違いない。
同じ、ということはわかるがニョロニョロした字はもちろん読めない。
普通に喋れたから文字の方も日本語かと思ったが、そうでもないようだ。
というか、そもそも俺が今喋っている言葉が日本語なのかもよくわからん。
俺は日本語だと思って話しているが、転生した時に神様がこの世界の標準語がわかるように俺のことを色々いじくっていて、そのお陰で話せているのかも知れない。
それにしても、考えてもいなかったが文字が分からないってのは問題点だな。
洞窟で暮らしてた時に神様にこの世界の文字について聞いておくんだった。
今度神様に教えてもらおう。
扉を開けると酒場のようなスペースになっていて奥の方に受付があった。
酒飲みスペースありすぎだろ! とは思うが酒を飲んだことは実は無いので言わない。
それにしても、今日は変な目で見られるな。
ダフィを引いて歩いてるからか?
さっきから他の冒険者が黙ってこっちを見ているから怖い。
「すみません、部屋は空いてますか?」
「…あぁ、空いてるが、一部屋でいいのか?」
受付にいたのは冒険者みたいな格好の男だった。
さっき戦ったやつよりも強そうだ。
余計な出費は出したくないし、こいつと居ても特に何も起きなそうだし一部屋でいいだろう。
これからここを拠点にするつもりだし、ひとまず三泊お願いするか。
「はい、大丈夫です。三泊でお願いします」
(ひゅー、今日会った女を連れ込むたぁ、体も心もチェリーボーイなのに中々やるねぇ)
(茶化してんじゃねぇよ、デリカシー、紙神様が)
「銀貨三枚と銅貨五枚だ」
「はい、これで」
借りた分ちょうどだ。
それにしてもこの世界の通貨がわかりやすくて助かった。
言われた分を渡すと鍵が一つ渡された。
「二階に上がってすぐ右の部屋だ。貴重品、、は持って無さそうだが、ものを盗られたくないならせいぜい気をつけな」
「分かりました、ありがとうございます」
「……お前がボム・リトカラハクを倒したのは本当か?」
空気も悪いし、さっさと部屋に入ろうと思ったのだが、予想外にも質問をされて足止めを食らう。
ボム・リトカラハク?
あぁ、確かにそんな名前だったな。
横文字かつ名前が長くてフルネームを忘れていた。
あいつは意外と有名だったのか?
「はい。そうですけど、それがなにか?」
「…いや、何でもない」
答えた瞬間周りがザワザワした気がしたが、俺には関係ないだろう。
質問も終わったのようなので、二階に上がる。
言われた部屋を開けると中には机と、椅子。その他もろもろの人が生み出した家具たち。
そして何より。
「おぉ! ベッドだ!!」
会いたかった。
何なら人より会いたかったまである、究極の家具。
約三年も岩の上で寝続けた俺にとって、この世でもっとも欲しかったものだ。
やっべー、テンション上がってきた。
どうしよう、アレをやっちゃう? やっちゃうか!
「ベッドダーイブ!!」
ベッドの耐久性など一切気にせず、その温もりを一気に全身で感じることが出来る究極の行為を敢行する。
「わーい、一番乗りー」
「ぶほぉお」
横から飛び込んできたダフィに吹き飛ばされ、失敗に終わった。
「クソ! お前、めんどくさいこと俺に任せて狸寝入りしてやがったなコノヤロウ!! 一番いいとこ横取りしやがって」
「やっぱりベッドはいいねぇ。このクッションも悪く無いけど、人間の生み出した究極の発明だよコレは」
ダフィはこちらの言葉は完璧に無視してベッドの感触を楽しんでいる。
そして、ダフィの言葉に反応したのか、先程までダフィに抱きつかれていたクッションがまるでしょんぼりしたみたいにガクッと肩を下ろした。
肩なんて無いけど。
「可哀想になぁ、クッション君よ。お前さんは頑張ってるよ」
慰めようと撫でてやるとパチンと叩かれた。
同情してんのに酷すぎだろ、主人が主人ならクッションもクッションだな。
それにしても謎すぎるな、人間みたいに感情があるってことか?
ダフィの方を見ると、今度こそ完全に寝ていた。
寝顔をまじまじと見ると、やはり可愛い。
めちゃくちゃ無防備な格好だが、それがかえって天使のようだ。
「こいつ、襲われるとか考えたことないのか……ってうぉぉお!!」
何となく思ったことを口にしただけなのだが、これが聞こえたのかクッションが俺に向かって突撃してきた。
「痛いって、わかったわかった! んなことしねーから、ぶつかってくるのを辞めろ!」
心どころか耳もありげなクッションは、それを聞くと体当たりを辞めてダフィの近くで動かなくなった。
「ったく、コレは一体何なんだ…」
本当だったら、ダフィのことやこのクッションについてもっと考えなくてはいけないんだろうが、今日は疲れたし考えてもわかる訳が無いし、起きて覚えてたら考えよう。
俺はベッドに転がり眠りに落ちた。




