第4話 地球に帰還してから
部屋で召喚前の事を考えてから力を極限まで抑えるアクセサリーを魔道具として作りました。
ブレスレットなので右手の手首に装着すると姉が朝食だと呼びに来ました。
そしてテレビのニュース番組を見ながら家族5人で朝食を食べていました。
午前7時になった瞬間にニュース番組が突然中止になって終わり、見覚えのある美女が映りました。
そして情報を話し始めました。
「私の名前は天照大御神、地球の最上級神です。現在の資源の奪い合いに私達神々は憂いて居ました。それを解消する為に地球上の資源を来年の1月1日に消滅させてダンジョンから資源を採取出来る様にします。ダンジョンは今この時間から現れています。資源を獲得したければダンジョンを攻略して下さい」
「ダンジョン内部にはモンスターが存在しています。ダンジョンを三ヶ月放置するとダンジョン崩壊が起きてダンジョン内部からモンスターが地上に出て来ます。しかしダンジョン内部でモンスターを倒せば資源や食料等を入手出来るでしょう。そして現在15歳以上の人の元に冒険者カードを送りまして15歳になった人の元にはその日に冒険者カードを届けるので管理に役立てて下さい」
「そしてダンジョンを攻略して人類の繁栄を祈ります」
そこで映像がスタジオに戻りましたがスタッフが混乱していたと思うと突然政府の臨時会見の放送が始まりました。
「皆さん、総理大臣の田中健二です。先程の女神天照大御神様の発言は事実です。日本中の各地に500個のダンジョンが現れたので自衛隊隊員による威力偵察を行っている最中です。そして戦う意思のある民間人によるダンジョン攻略を認める為にこれから年内に各種法律の改正を行って来年早々にはダンジョンの民間人への解放を行います」
その後も総理大臣の話は続きますが私以外の家族の元にいつの間にか冒険者カードが届いて入る事に気が付いて騒ぎになりました。
その日は外国で○○○○教や○○○教、○○○○教の信者が騒ぎましたが○○○○や○○○を演じた下級神が奇跡は演じたが教議は残しておらず勝手に創った教議で悪いのは指導者だとバラして宗教関係者が混乱の最中になりました。
日本などの先進国は順調に軍隊でダンジョンを攻略しつつ必要な法律を定めて行きますが独裁国家は神の教えを無視してダンジョンの入口を鉄板とコンクリートで固めるなどしました。
日本ではダンジョンの攻略結果と法律の制定に一喜一憂しています。
10月の終わり頃になりダンジョンが発生してから三ヶ月が経つとダンジョンの攻略をしなかった国でダンジョンの氾濫が起きました。
ダンジョンの入り口をどの様な方法で封鎖していても突き破って魔物が溢れて住民を殺して回ります。
これによりアフリカの独裁国家や○○○○○○○や○○○に○○○で数億人の犠牲者が生まれて国家は崩壊状態になりました。
地上に出たモンスター達は何故か国境を超えないので周辺国には被害は出ませんでしたが他の攻略が遅れ気味の国に衝撃を与えました。
そして全ての油田や鉱山等で資源が一切産出しなくなりました。
これによりまず中東の国々が混乱の坩堝になりました。
先進国はダンジョンから持ち帰られる重油やガソリン等で何とか需要を満たして居たので混乱は最低限に抑えられました。
年末が近付いた頃に魔石発電所が日本各地に完成したので電気の供給には問題無いと政府と各電力会社は発表しました。
この頃には日本各地のダンジョンの地図と採取出来る物とモンスターの種類とドロップアイテムの統計が発表されて各ダンジョンの難易度と予想される収入予想にダンジョン攻略者を目指す人達が一喜一憂しています。
そして事故や病気で身体障害者になった人はダンジョンに入ってレベル1になれば障害が回復するとの公式発表に障害者本人や家族から喜びの声が上りました。
年末が近付いた12月27日、私は誕生日を迎えて15歳になりました。
目を覚ますとベッドの枕元に冒険者カードが置かれて居ました。
年末になると例年とは違いダンジョン関連の特別番組が多数放送されていました。
我が家ではバラエティー番組に興味のある人が居ないのでテレビを点けている時はダンジョン特番を見ていました。
今迄の自衛隊の隊員と警察の機動隊員が必死にダンジョン攻略をして判明した事を箇条書きした物を元に説明しています。
全ての人はレベルが0でダンジョンに一分から十分ほど滞在するとレベルが1になり職業が判明して、時々スキルを持っている人が居る。
スキルもダンジョンに潜り続けると手に入れる人がいる。
得た職業に合わせた事をすると普通の人の十倍の能力を発揮する。
ダンジョンで得た能力はダンジョン内では十分に発揮されるが地上では誤差程度にしか成らない事が判明しています。
そして時間が流れて遂にダンジョンに一般人を入れる日がやって来ました。




