表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

51/75

51話



おはようございます!朝です!

今日は記念すべきお店のオープンの日です!!

あの後、一度元の世界に帰って、休息を取り、翌日に必要なものや買い足したい物を購入したりして1日を過ごして、翌日の朝、こちらの世界に来て、二度寝をしました。


いやはや、緊張して元の世界に戻った時になかなか寝られなかったのだけど、こちらの世界に来たら、元の世界での疲れが出たらしく、すんなり二度寝できましたよ!


とはいっても夕方からなので、それまではお店の掃除や洗濯物をしたり、色々することはあるのですが、あれですね。ドキドキしますね!!


朝ごはんを作りながら、昨日の仕込んだ食材の確認をしたり、今日使うものの確認をしたりして、気分を紛らわせております。


とはいっても初日に100食出るかはなんとも言えない。

なにせ、新店舗である。行きつけのお店を持っている人が多いだろう。

しかもここは住宅街なので、冒険者通りからはすこし離れている分、客足がここまできてくれるかが問題であるのだが・・・まぁ、異世界の料理の味をこの世界の人に味わってもらって慣れてもらうというのが目的なので無理に流行らせなくてもいいとのこと。


ちなみに今日の朝ごはんは

炊きたてご飯に焼き鮭、お豆腐のお味噌汁と、厚焼き卵の中心におひたしのほうれん草入れて巻いたもの。

あとはきゅうりをまずはそのまま塩で揉んで軽く洗い流したあと、麺棒などで叩いて、包丁で適度な大きさに切り、ポリ袋に入れて、そこにだし醤油とごま油を入れて、揉んでしばらく置いて味を染み込ませた簡単キュウリの浅漬け風だ。


さっぱりしたキュウリにコクのあるごま油でお酒のお供にもなりますよ。


起きてきたアルとエルに手伝ってもらい、テーブルにご飯を準備したところで、イシュタル様がおはようございますと来て、朝ごはんの開始となる。


「ああ、和食はいいですねぇ・・・」


お味噌汁を一口、ほぅっと息を吐き、笑顔になるのだが、その笑顔が緩くてとても可愛い。


「おいしーねー」


「ええ、美味しいですね」


そんなイシュタル様とエルが会話をして、微笑み合えば、さらに可愛い。

平和な空間が出来上がる。


「このキュウリもパリパリでご飯に合って、おかわりしちゃいますね」


「この七味唐辛子をちょっとふりかけてもピリッとして美味しくなりますよ」


キュウリの簡単浅漬け風は七味や一味唐辛子をアクセントにするとご飯がさらに進む一品となる。


「たしかに、このピリッとした辛さがいいな」


「オレもかけてみていい?」


「ちょっとだけにしてみてね?」


「うん」


子供だとからすぎることがあるからね、ちょっとかけて食べたアルが、辛い!!とびっくりしてお水を飲む。

まだ早かったみたいだね。そのうち食べられるようになるよと言えば、うーん?と首を傾げている。自分も小さい頃なんで大人は辛いものをわざわざかけて食べるんだろう?って不思議に思ってたからねぇ。


そうして、ほのぼのと朝ごはんを終えて、子供達は休憩後、勉強の時間になる。

が、今日はお店のオープンの日なので、簡単に、今までの復習を少しだけということになった。


自分は食後の片付けをした後、お店の掃除をする。

シャドウが手伝ってくれるので、サクサクとお掃除が終了しました。


「うーん、まだ時間がたっぷりあるからなぁ・・・」


「緊張しているのか?」


「うん、するよね。緊張。

なにせ自分でお店を持つこと自体初めてだし、しかもその初日だし。

ああ、大丈夫かなぁ・・・、自分なんかの料理でいいのか不安になってきたー」


家で食べるご飯である。

家族に食べてもらうのとお客さんに食べてもらうのはなんというかこう、気持ち的にだいぶ違う。


「大丈夫だ、ミツルの作る料理はどれも美味い」


「ありがとう、そう言ってもらえると、頑張れる」


いつもご飯をおいしいと食べてくれるシャドウの言葉は力になるが、やはり、お店がオープンして、お客さんに食べてもらって、どうなんだろうと考えると、ね。

やっぱり色々と考えてしまうのは仕方がないことだと思うのです。


さて、色々と緊張しながら午前を終え、お昼近くなりお昼ご飯を作り、お昼ご飯を終えたところで、1時間ほど休憩した後、今日の定食の準備を始める。

さて、まずは業務用の大きな炊飯器でご飯を炊く。


次は、野菜たっぷりのコンソメスープ 大きな寸胴二つ用意する。

昨日下ごしらえをした野菜を鍋にいれ、そこに水をたっぷり入れて火にかける。

沸騰したらそこにコンソメスープの素を入れて、野菜に火が通るまで中弱火でコトコトと煮る。野菜が煮えたら味見をして、薄いようであればさらにコンソメスープの素を足して、あとはウィンナーを足すのだが煮すぎると美味しくなくなるので、あとで入れる。

各テーブルにあとは胡椒や塩などを置いて、好みで味を調整できるようにしよう。


その次はピーマンの肉詰めトマトソース煮込み。大きめの鍋を二つ用意して、

同じく昨日仕込んだ肉詰めピーマンのお肉の部分をフライパンで焼き固める。

ちょっと焼くことによりお肉の香ばしさが足されるのでぜひ焼いてほしいが、そのまま煮込んでもおいしいです。


鍋に焼いたピーマンを重ねて入れて、次に取り出すのはトマトジュースとトマトの水煮缶。

最近ではブロックカットされているのも売っているのでそっちの方が便利だと思う。

トマトジュースを注いで、トマト缶は一度取り出してザクザクっと切ったあと、水煮の汁ごと鍋に入れる。

ひたひたになるぐらいが目安で火にかける。沸騰して、しばらく煮込んだら味付けにチキンコンソメスープとデミグラスソースか豚カツソースやおたふくの印のソース。濃厚なタイプのソースを入れてさらに煮る。

味を見て、塩胡椒で調整して、完成。あとは食べる前にもう一度温め直す。


唐揚げはあげる直前に粉をまぶすのでこなの準備をしておこう。

片栗粉と薄力粉を1対1で混ぜて準備は完了。

ちなみに料理をしている間に子供達も手伝いたいということなのでキャベツの千切りを手伝ってもらってます。

キャベツ用のピーラーがね。あるからそれを使ってもらっているのだが、怪我をしないかハラハラします。ゆっくりでいいからねー??


うん、準備はこんなものかな?と確認をしているところで時計を見ると、時刻は3時を少し過ぎたところだ。

おおっと!!オープンまでもう1時間もないぞ!!


唐揚げ用のお肉を取り出して、卵を卵白と卵黄に分けて卵白のみをお肉に揉み込む。

卵黄は別の料理に使うのでとりあえず冷蔵庫に。これは明日、お菓子に使おう。

濃厚プリンと濃厚カスタードクリームにね!!


卵白を揉み込んでお肉の準備はこれで完了。あとは粉をまぶして揚げるだけ。

キャベツの千切りもできているので水でざっと洗い水気を切って、一部を残して冷蔵庫へ入れておいて。ご飯も炊けているのでしっかりと混ぜる。


オープンまであと20分ほど。さぁ!定食の下準備は完了だ!!


手を洗い、お店の方へと行く。

シャドウは猫の姿でカウンター横の定位置に。

アルとエルもエプロンと三角巾をしっかり身につけていて、準備は万端だ。

あとは、時間になったらお店を開けるだけ。


「アル、エル。無理しない程度でお手伝いよろしくおねがいします。」


「エル、がんばるよ!」


「うん!頑張る!」


なんとも心強い二人の返事に少し緊張が解ける。

テーブルの上に胡椒や塩などを用意し、料理を乗せるお盆を準備して、その上にお皿を乗せる。


最後の準備が終わり、オープンの時間となる。

お店の鍵を開けて、扉を開く。



「定食屋 ひがわり 開店しました!」







読んでいただきありがとうございます。(*^^*)


さあ!定食屋とうとう開店しました!

これからどんなお客さんが来てくれるのか、またまだ頑張りますよ~( ´∀`)


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ