45話
前日はトラブルがあったけど、1日ゆっくりと過ごしたおかげで思っていたより溜まっていた疲れが取れたので、さて、昨日作ろうと思っていた朝ごはんを作りましょうか!
甘いのと甘くないフレンチトースト。
まず取り出すのは卵と牛乳と砂糖。
あとはパンは四枚切りの厚めの食パンがおススメ、又はフランスパンことバケットでもいい。
平らな器を用意して、そこに食パンを並べる。バケットの場合は好みの厚さに切ってから並べるのだが、程よい厚みがあったほうが食べ応えがあるのでそこは調整してほしい。
さて、次にボールに卵を割り入れ、混ぜる、そこに砂糖を入れて軽く混ぜたら牛乳を入れる。
本格的なものになるとバニラビーンズとかエッセンスなどを入れるが、バニラビーンズは高い。そしてバニラエッセンスは一回買うとほぼ、永久的に無くならない・・・。
なので今回は簡単に作るのが目的なので入れません。
そして、ザルなどで濾すと卵の混ぜきれない白身などを取り除くことができるのだが、それも今回はせずにそのままパンの上に満遍なく卵液をかける。
これで甘いフレンチトーストの下ごしらえは完了。
甘くないフレンチトーストは同じ分量で砂糖を入れない。
同じように平らな器に並べたパンに卵液をかけて、染み込むまで置いておくのだが、長時間置いて中心部まで、とこだわらず、ある程度 10分ほど放置すればそれでいい。
お店で食べる本格的なフレンチトーストではなく、家で気軽に食べるフレンチトーストもまた美味しいものだ。
さてさて、次だ。
甘くない方のフレンチトーストのトッピングとして厚切りのベーコン、スクランブルエッグ、あとはウィンナーも用意しようかな、あとはサラダを作って一緒に盛り付けよう。
甘い方にはフルーツとホイップ、あとはカスタードクリームでも作っちゃおう。
チョコソースとメープルシロップは市販の物を用意して、さてさて、カスタードを作るぞー。
濃厚なカスタードクリームを作ろうと思ったら卵黄だけとか、生クリームを使うとか色々手間がかかるけれど、簡単に作るなら卵と牛乳と薄力粉と砂糖だけで作れる。
電子レンジでも作れるけれど今回はお鍋で作ろうかな。
薄力粉と砂糖を一緒にして、泡立て器で軽く混ぜて薄力粉の固まりがあったらほぐす。
ボールに卵を割るのだが、卵黄と卵白に分けず全卵を使用する。
泡立て器でかき混ぜたあと、薄力粉と砂糖を混ぜたものを入れ、ダマにならないようにしっかりと混ぜる。
鍋に牛乳を入れて温めるのだが、沸騰はさせないように気をつける。
鍋の淵にフツフツと小さな気泡が出たら火を止めて、卵と薄力粉を混ぜたものに少しずつ入れながらしっかりと混ぜる。
もちろんダマにならないように!舌触りが悪くなるのでせっかく作るのだ、滑らかな美味しいカスタードを作りたいよね!
牛乳の入っていた鍋にザルなどを使って漉しながら戻す。
ここで固まりになっている薄力粉や卵のカラザなどを取り除けるので出来るだけ濾してほしい。
あとは中火でとろみがつくまでひたすらかき混ぜる。
ここで手を抜くと焦げる。せっかくのカスタードが焦げるのでひたすら混ぜてとろみがついたら火からおろしてバッドなどに移して、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やすのだけど、あえて温かいカスタードクリームで食べるということもできる。
温かいカスタードは手作りならではなので、ぜひ温かいカスタードを楽しんでほしい。
あとはフルーツをカットをする。これは旬の果物でいいと思うが、フルーツの缶詰でも充分美味しい。カットするのが手間ならばフルーツミックスのタイプの缶詰がオススメかな。
あとは生クリームをホイップして、ベーコンは焼いて、ウィンナーは茹でて。
あ、ウィンナーを茹でる時はパッケージに書いてある通りにした方が美味しいので沸騰したものに何分も入れて湯がくなんて暴挙はしないでね。
いや、自分の家族がね、やる時があるから味がぜーんぶ抜けて美味しくなくなってしまうのよ。あれは泣けるね。
スクランブルエッグには牛乳と粉チーズに軽く塩胡椒、粉チーズがなければピザ用のとろけるチーズをいれるとコクが出て美味しくなるのでおススメです。
「ミツルさん、おはようございます」
「おあよーござます!」
「はい、アル、エル。おはようございます。ご飯、もう少しで出来るからテーブルの上を拭いたりしてもらっていいかな?」
「はい!」
「あい!」
布巾を手渡してお願いしたあと、さて、仕上げましょうか。
フライパンにバターを溶かし入れて漬けていたパンを置いて弱めの中火にして表面がきつね色になるまで焼いて、お皿に乗せる。
バターがなければマーガリンでも大丈夫だ。オススメはバター風味のマーガリンだけど、カロリーなんかが気になるようであればカロリーオフのタイプを使ってもいい。ただ、オススメはやっぱりバターですな!
まずは甘くないフレンチトーストを仕上げて、甘い方は後で焼くことにするのでホイップやフルーツは冷蔵庫の中へ、カスタードはまだ熱いのでそのまま今回は温かいままにするため置いておく。
出来たのから二人にお願いしてテーブルへ運んでもらい、飲み物も運んでもらう。
その間にイシュタル様の分として甘いのと甘くないのを両方作り届ける。
ふと、今更ながら疑問に思い自分以外もきっとご飯を持ってきているので気になって聞いてみたら、目の前にいるイシュタル様もシャドウと同じく分体とのことだ。
異世界から来ている自分たちにそれぞれすぐに対応出来るように一人につき、一つの分体で対応してくれているそうで、なのでご飯を持ってきてくれるのは大歓迎とのことです。
あ、定食屋を開店したら、オープン前に食べに来るようにするそうです。
それならば子供達が慣れるように朝も一緒に食べます?と聞いたら、喜んでOKしてもらいました。
今日はもう持ってきたので明日から、ご飯が出来た頃に来るそうなので子供達に後で説明しておこう。
お店に戻り、みんな席についているので自分も座る。
「「「「いただきます」」」」
手を合わせていただきますと毎日してたら、アルとエル、シャドウも真似するようになり、今では食事前にはいただきますというようになったのだけど。
この世界では、食事の前の挨拶はしたりしなかったりだそうだ。
まぁ、現代日本でもいただきますとごちそうさまを言わない家庭も多いみたいだけどね。
「後で甘いのも焼くからね」
「あまいの!」
「そうだよー、エルは甘いの好きだもんねぇ」
横で口元にケチャップをつけながらニコニコ食べているエルのほっぺたをチョンチョンと触れば、甘いのすきーと可愛い笑顔で返事をする。
「ホイップはあるのか?」
「今日はカスタードクリームもあるのでお楽しみに♪」
シャドウも甘いものが好きで、トッピングにホイップがあるか気になるようだね。
そうだ、カスタードクリームも冷やしてホイップと混ぜてカスタードホイップにしても美味しいことを今度味わってもらおう。
「ミツルさんの作る料理はなんでも美味しい」
「もう、アルはいい子だなぁ、ありがとうねぇ」
頭をヨシヨシと撫でると、だって、本当のことだからって照れ笑いをする。
子供って本当に可愛い。アルとエルは特別可愛い。
この後は甘いフレンチトーストも焼いて、トッピングは好みのものを乗せれるようにテーブルに並べて、みんなでワイワイと朝ごはんを終えました。
読んでいただきありがとうございます。(*^^*)




