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23話

ゼリーが固まって冷えたのを確認してイシュタル様のところへと行く。

お昼に食べたお肉の元になった恐竜の見た目がどんなのか知りたいので、図鑑のようなものがないか確認するためだ。


いや、気にならない?

鶏肉っていえば鶏や地鶏を思い浮かぶでしょ?

アルバとか、ショニとか、どんな動物なんだろうって気になるんだよね。

というわけで、イシュタル様にゼリーをお出ししながら聞いてみる。


「そうですね、では、これを渡しますね」


そう言って手渡してくれたのは単行本ぐらいの厚みと大きさの本だ

タイトルには世界生き物図鑑と書いてある


「それに私の管理する世界の動植物が写るようにしておきました。アルバのお肉をたべたのでしょう?」


「はい、串焼きが美味しかったです。」


「でも、醤油ベースのタレを使ったらきっともっと美味しいでしょうね」


「焼肉のタレでも美味しいかと」


今度、黄金のあの焼肉用のタレに漬け込んで焼いてみよう、とイシュタル様と無言で頷きあう。思いは多分同じはずだ。


「その本の表紙に手を触れて、アルバの姿を見たいと思ってみてください。」


イシュタル様の言う通りに本の表紙に手を当ててアルバの姿を見たいと考える。

すると本の題名がキラリと光る


「本をめくってみてください」


言われる通りに本の表紙をめくればアルバと表記された写真が表示されていて、簡単な説明文も載っている。

っていうか、怖っ!!まんま恐竜で怖っ!!


「こ、これがアルバ」


「ええ、あなたの住んでいる世界ではアルバートサウルスという恐竜が見た目が近いと思いますよ。味まではわかりませんが」


アルバートサウルス、あっちの世界に戻ったら調べてみようと思う。

他の生き物もこの本で同じように調べられるそうだ


一度調べたものは本に載ったままになるそうで、一枚目の目次にページ数も乗るそうだ。

今のところはアルバだけだけのため他のページは白紙で、本は自分だけにしか開けないようになっているとのこと。

単行本サイズなのは持ち運びしやすいようにというイシュタル様の配慮だ。


「誰かに盗まれたり、どこかに置き忘れても大丈夫なように自室にもどるようにしてますので安心してくださいね。

ページ数が増えてもそれ以上厚みは増えないようになっていますよ

もっと詳しい情報が知りたければもっと詳しくと考えながら次のページをめくってくださいね、生息地から肉の部位によって何の料理に向いているなどの情報も出てきますよ」


「ありがとうございます!でも、これ 冒険者とかには垂涎物ですよね、見られたりしたらどうしましょう?」


奪われそうになったり、恐喝されたりする可能性あるような気がする。


「たしかにそうですね。では、普段は貴女以外の人には見えないようにしておきますね。

ただ、貴女が信頼して、どうしてもその方に教えてあげたいという時だけ、相手に見えるようにしておきますね。」


今のところ誰かに見せるつもりはないし、予定もないけどね。

しかもこの本、この世界の人種も例えばエルフって考えるとエルフの生態などもでるそうです。

たしかにイシュタル様の世界の生き物だから載っても不思議ではない。


その後は、お店の自室に戻り他のお肉の元になった生き物を確認するけど・・・モンスターなハンターな世界の生き物じゃんよ・・・怖っ!!と戦々恐々する。


そんな生き物を狩って食べるこの世界の人たち、凄いわ。

たとえ自分が10代や20代だとしてもこの生き物たちに勝てるとは思わないな。

自分の世界のティラノサウルスなんかの恐竜。絶滅しててよかったのかもね・・・。

そのまま生き残ってたら人間なんて獲物で細々と暮らしていただろうさ。

いや、人間として進化できてたかも怪しいと思う。


さて、そろそろ夕飯時になったので、夜ご飯の市場調査に行きますか!


シャドウとともに再び街へ繰り出す。

目的地はシャドウのオススメのお店で、どんな料理が出てくるのか今から楽しみだ。


商店通りではなく、自分のお店がある通りからさらに別の通りに到着する。

シャドウ曰く、ここは宿泊施設などが多い場所らしい。そういう場所には夜営業の食堂や酒場が多いそうだ。


夕飯時なだけあって、通りはとても賑やかで、行き交う人も多い。

あいも変わらずシャドウに手を引かれてますけどね。いい加減慣れましたけどね。


通りから少し外れた場所へ到着する。

お店の中は扉を開けているので中が確認できるのだが、お店の中、人が大勢いてとてもにぎやかですぐに食事ができるのかな?


と、ちょうど食事を終えたらしい5人組が店の中から出てくる。

その人たちと入れ替わる形でお店の中に入れば、奥のお席にどうぞーとお店の人がお盆に料理を乗せて運びながら席を案内してくれる。


案内してもらった席は一番奥の席だが人の目があまり気ならないベストポジションな席だ。

きっとこの席はシャドウと一緒にいるからだろう。さすがは聖霊様。


「おススメの料理を六つほど、おまかせで。飲み物はシードルとワインを」


今回はシャドウのオススメなので、注文はシャドウにお任せしたが、シードルってりんごのお酒だよね。

お酒、最近は飲んでなかったなぁ・・・。ブランデー梅酒飲みたい。今度買ってこよう。

そんなことを考えながらオススメ料理が来るのを先に来たお酒を飲みながら待つことにした。












読んでいただきありがとうございます。(*^^*)

まだ、料理の市場調査は続きますよ~(^o^;)

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